【】角田裕毅、残り数周まで入賞圏内を走行もスピン「愚かなミスだった。ポイントを持ち帰るべきだったのに」F1カナダGP
6月10日
2024年F1カナダGP決勝で、RBの角田裕毅は8番グリッドからインターミディエイトタイヤでスタートし、14位でフィニッシュした。
スタート直後に11番手に落ち、2周目にさらにひとつポジションを落とした。レース中盤のセーフティカー出動時にほとんどのドライバーがタイヤ交換に入るなか、角田はステイアウト。それによって7番手に浮上した。
角田は44周目に他の大勢のドライバーたちとともにドライタイヤに交換し、ポジションを落とさずに復帰した。しかし次第に順位を落としていき、70周のレースの65周目には9番手を走っていたが、スピン。14番手に後退した角田はその位置でレースを終えた。
ビークルパフォーマンス責任者ギヨーム・デゾトーは、角田のレースを振り返り、次のようにコメントした。
「裕毅にとって波乱に富んだレースだった。セーフティカー出動中、インターミディエイトタイヤの状態が良さそうだったので、彼をステイアウトさせることを決め、それによってポジションを3つ稼いだ。レース中盤、彼は7番手を走行し、前を行く(フェルナンド・)アロンソ(アストンマーティン)と同等のペースで走っていた。
残念ながらレース終盤、2回目のセーフティカー出動の後、裕毅は何度か体勢を崩し、ポイント圏外でフィニッシュすることになった」
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=14位(70周/70周)
8番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム
僕のミス、愚かな行動でした。チームに申し訳なく思います。
チームは戦略に関して正しい判断を下し、素晴らしい仕事をしてくれました。使い込んだインターミディエイトで走り続けるのは簡単ではなかったですが、問題はありませんでした。ドライタイヤに交換するタイミングについての判断も良かったです。
少なくともフリープラクティスから予選にかけて好転することができたことは良かったです。でも今日は残念でした。僕はこういう形でレースを終えるべきではありませんでした。マシンをチェッカーまで持っていくことが重要だったのです。
(autosport web)
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