2026.05.09

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:ランビアーゼの去就をめぐるレッドブル代表の発言にマクラーレンが不快感


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に追跡。ここでは、そんな報告書を一部公開する。
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 F1第4戦マイアミGPでは、マクラーレンとレッドブルの新たな対立が勃発しかけた。発端となったのは、マックス・フェルスタッペンのレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼの将来的な離脱についてレッドブル・レーシング代表のローレン・メキースが語ったコメントで、これがマクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンとチーム首脳陣を苛立たせたという。

 ランビアーゼが「遅くとも2028年初頭までに」マクラーレンのレーシングディレクターに就任すると発表されると、彼がアンドレア・ステラの後任チーム代表になるのではないかという噂が広まった。しかし、これはブラウンとステラ本人によってすぐに否定されている。
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 レッドブルから多くの主要人材が流出している件について、メキースは次のように語っていた。

「この4〜5年で重要な人材をかなり失ったのは事実だ。我々も非常に深刻に受け止めているし、最高の環境を整え、人材を惹きつけ、育成し、引き留めるために全力を尽くしている」

「この分野で成功できると確信している。ただし、今後は誰ひとり離れないような一直線の道になるかと言えば、そうではない」

 そのうえで、メキースは驚くべき発言を付け加えた。

「GP(ランビアーゼ)は特別な機会を得た。彼は向こうでチーム代表になるんだ。それについては、成功を願う以外にない」

 この発言について問われたブラウンは、明らかに不快感を示しながら、「どうやら彼は、私の知らない何かを知っているようだね。こちらにはすでにチーム代表がいる。そして素晴らしい代表だ。ピットレーンで最高のチーム代表がアンドレア・ステラだと思っているし、彼以上に満足できる存在はいない」と強調した。

 事態の悪化を避けるため、ブラウンとメキースは決勝前にマイアミで直接話し合いの場を持ったという。両者の間では誤解は解消されたとされ、ブラウンと元レッドブル代表クリスチャン・ホーナーの間で長年続いたような対立関係には発展しない見込みだ。

◆スーティル事件、新たな展開
(c)XPB Images

 元F1ドライバーのエイドリアン・スーティルを巡る奇妙な騒動に、新たな事実が加わった。彼が所有していた超希少車「ケーニグセグ One:1」までもが、モナコのガレージから消えていたことが明らかになった。

 既報の通り、スーティルはワグネル・グループ関係者とされる人物から脅迫を受け、武装した男たちによって自身の車両コレクションの一部を持ち去られたとされている。

 この件が明るみに出たのは、スーティル自身が車両コレクションに関する詐欺および横領容疑で逮捕され、ドイツへ送還された後だった。彼は2025年11月に拘束され、現在も勾留中だが、容疑については一貫して否認している。

 今回、新たに盗難が確認されたOne:1は1900万ユーロ(約36億円)相当とされ、インターポールの捜索対象リストにも加えられた。

 警察は、One:1を含む車両群が一般道で目立たずに使用されることは不可能だとみており、現在はヨーロッパ内のどこかのガレージにトラックで運ばれ、事件の熱が冷めるのを待っている可能性が高いと考えている。

◆南アフリカGP復活へ本格始動 大統領とドメニカリが接触へ
(c)Kyalami Grand Prix Circuit

 南アフリカが、F1グランプリ復活へ向けてついに本腰を入れ始めたようだ。

 これまで約10年にわたり、バーニー・エクレストン、チェイス・キャリー、ステファノ・ドメニカリらとの協議が続いてきたが、いずれも実現には至らなかった。これまで提示されてきた計画はいずれも民間主導で、長期契約に必要な保証をF1側へ提示できなかったためだ。

 しかし現在は状況が変わりつつあり、南アフリカ政府が本格的に関与し始めている。

 政府がプロジェクトに関与して以降、その顔役となっているスポーツ大臣ゲイトン・マッケンジーは、同国のシリル・ラマポーザ大統領が年内にF1グランプリを視察予定だと地元誌に明かした。

「大統領の訪問は、グランプリを視察し、関係者と協議し、我々の計画を後押しする機会になる。これは社交目的ではなく、実務的な訪問だ」と語っている。

 ドメニカリらF1関係者と接触する具体的な開催地については明かされていないが、大統領の海外日程の中で実施される見込みだ。

 マッケンジー大臣はさらに、「グランプリ開催には商業面、物流、インフラ、安全性など、多くの条件が存在する。我々はそれらを段階的に満たすため着実に取り組んでいる」と説明している。

(autosport web)

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