【決勝日コメント】
初ホームレースのキャデラック、大幅アップデートも実施し手応え「アロンソとのバトルを楽しんだ」とペレス
2026年F1第4戦マイアミGPの決勝レースが行われ、キャデラックF1チームのセルジオ・ペレスは16位、バルテリ・ボッタスは18位でレースを終えた。
このマイアミGPは、アメリカを拠点とするキャデラックにとって初のホームレースとなった。20番手からミディアムタイヤでスタートしたペレスは、他車のリタイア、ピットストップなどに伴い、セーフティカー(SC)導入時には一時13番手まで順位を上げた。ピットストップを終えたマックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)などに抜かれたペレスは15番手に後退したが、そのまま順位を維持して29周目にハードタイヤに交換。レース終盤はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)とポジションを争い、ペレスは16位でフィニッシュした。
ボッタスもミディアムタイヤでスタートしたが、SCが導入された6周目にピットストップを行って、ソフトタイヤに履き替えた。これで最後尾から追い上げることになったボッタスは、21周目に2回目のピットストップで再び新品のミディアムを装着。2ストップ戦略を選択し、18位で完走した。なおボッタスは、ピットレーンでのスピード違反によりドライブスルーペナルティを科された。FIAの発表によると、ピットレーンでの走行は時速80kmに制限されているが、ボッタスは時速89.5kmで走行したということだ。
ホームレースを終えたキャデラックF1チームのCEOを務めるダン・タウリスは、「今週末のチームを誇りに思う。初めてのホームレース、そして初めての大幅なアップグレードを投入したパッケージでのレースというプレッシャーは非常に大きかったが、チームとドライバーは素晴らしいパフォーマンスを発揮した」とチームを称えた。
■セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
決勝=16位(56周/57周)
20番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「今日はしっかりレースができたし、終盤のフェルナンド(・アロンソ)とのバトルは本当に楽しかった。結果的には抜かれてしまったけど、いい戦いだったし、とても楽しめたよ」
「今日はできることはすべてやったし、この週末から多くを学べた。今回のパッケージをファクトリーに持ち帰って分析し、今後どの方向に進むべきかを見極める必要がある。ただ、いくつか微調整をすれば前進できる位置にはいると感じている。予選もスプリントも有望だったし、ピットストップでもクルーは素晴らしい仕事をしてくれた。ところどころに確かな手応えはあるし、全体としては正しい方向に進んでいると思う」
■バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
決勝=18位(55周/57周)
19番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト→ミディアム

「今日は厳しい1日だった。新品タイヤでは改善が見られたけど、デグラデーションは依然として大きかった。ドライブスルーペナルティも痛かった。ピットリミッターのボタンを押したつもりだったけど、反応がわかりづらくて押し込みが足りなかったようだ」
「今回はアメリカのチームとしてホームレースでもあり、重要な週末だった。そのなかでいくつかの面では確実に進歩していることも示せたと思う。最大の収穫は、まだパフォーマンスを引き出すための課題が残っているとわかったことだ。チームとしてしっかり分析し、改善を続けていく」