【決勝日コメント】
マクラーレンがダブル表彰台も、2位ノリスは複雑な気分「誇らしさもあり、悔しさもある」次戦もアップデートを投入予定
2026年F1マイアミGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは2位、オスカー・ピアストリは3位で、優勝には届かなかったものの、ダブル表彰台を獲得した。スプリントでの得点を合わせると、マクラーレンはこの週末、最も多くのポイント(48ポイント)を獲得したチームとなった。
ノリスは4番グリッドからオープニングラップにひとつポジションを上げ、6周目にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)をかわし、13周目にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜いてトップに立った。その後、2番手に上がったアントネッリが26周目にピットに入ると、ノリスは翌周、ピットイン。しかしアントネッリの後ろに落ちる結果になり、レース後半を通して追撃を試みたが、届かず2位。しかし今季初表彰台を達成した。

7番グリッドスタートになったピアストリは、1周目に4番手に浮上。ジョージ・ラッセル(メルセデス)との戦いになったが、ラッセルは20周目に先にピットイン。ピアストリは28周目にタイヤ交換を行ったところ、ラッセルとルクレールの後ろに落ちてしまった。しかしピアストリはふたりをコース上で抜き去り、56周目に3番手に上がり、表彰台を獲得した。
今回の大規模アップデートについて、マクラーレンは「今週末に導入されたMCL40の開発第一段階は、すべてのセッションにおいて成功を収めた」と述べている。
「さらに同じ進化フェーズに属するアップグレードが、次戦カナダでも予定されており、チームはさらなる競争力向上に向けて努力を続ける」
■ランド・ノリス(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
決勝=2位(57周/57周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「マイアミを複雑な気持ちで後にすることになる。チームとしては誇るべき内容だ。2台が表彰台に上がり、大量点を獲得し、勝利を実力で争える位置に立てたので、前進したことは間違いない。僕自身も週末を通してとても良い走りをしたと感じており、マシンからすべてを引き出せた。でも、キミは見事なレース運びを見せたし、メルセデスが依然として優位にあることは明らかだ」
「勝てる可能性があっただけに悔しさも残る。何を変えられたのかを見直し、さらなるパフォーマンス向上を目指して努力を続ける。特にメルセデスが非常に強い高速コーナーでの改善が必要だ。マイアミは僕たちに合っているサーキットだったが、カナダは伝統的に彼らに有利なサーキットだ。根気強く、地道に努力を続け、今後数戦で進歩を評価していく。僕たちは前進したことを誇りに思っているが、目指しているのは頂点だ。シーズンは長く、僕たちは戦うためにここにいる」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
決勝=3位(57周/57周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「ダブル表彰台を持ち帰れたことはチームにとってポジティブだ。全体として今日のパフォーマンスにはとても満足している。最初のスティントを長く取る戦略は正しい判断だったと思う。コース上でいくつか良いバトルができたしね。もう少し余力はあったと思うし、厳しい場面もいくつかあったが、ペースはとても心強いものであり、表彰台に上がれるのはやはりうれしいものだ」
「まだ昨年のような位置には完全には戻っておらず、メルセデスとのギャップも依然としてあるが、確実に近づいている。このパッケージを用意してくれたチーム全員に感謝したい。確かな前進を果たしたので、カナダで何ができるか見ていきたい」