平川亮「ゴジラといえば……」親友・勝田貴元とWRC初優勝をモナコで祝う/F1日本GP
2026年F1第3戦日本GPの初日の3月27日(金)に行われた平川亮(ハース・リザーブドライバー)の囲み取材では、平川の親友・勝田貴元(トヨタ・ガズー・レーシング・ワールドラリーチーム/TGR-WRT)のWRC世界ラリー選手権初優勝に関する質問も飛んだ。
勝田はラリーへ完全転向するまでサーキットレースで活躍。2011年にFCJフォーミュラチャレンジ・ジャパンのタイトルを掴むと、2013年には全日本F3選手権でシリーズ2位となった。また、勝田はフォーミュラトヨタレーシングスクール(FTRS)の受講生であり、平川との友人関係はそのころから続いている。
2026年WRC第3戦『サファリ・ラリー・ケニア』において、1991年と1992年にアイボリーコースト・ラリー(コートジボワール)を制した故・篠塚建次郎氏以来、実に34年ぶりとなる日本人ドライバーによるWRC優勝の快挙を成し遂げた親友・勝田の戦いを平川はどのような思いで見ていたのだろうか。
「初日から見ていましたが、ライバルが初日からどんどん脱落していったので、やはりケニアは難しいなと。おそらく土曜日は中継を見ることができず、と思ったら土曜日を終えてトップだと聞いて。しかも2番手とはかなりのギャップが開いていたので『これはいけるんじゃないかな』というのもあって(優勝の前に勝田に)メッセージ送りました」
その後、日曜日のパワーステージはライブ中継で見守ったという平川。2番手のアドリアン・フルモー(フォード・プーマ・ラリー1)に対し1分25秒のギャップをもって最終日に進んだ勝田は、大きなマージンを有効に使いながら1本ずつ慎重にステージをクリアし、悲願の初優勝を飾った。

「最初のセクターで思ったよりも10秒くらいロストしたので、少しビビったのですが、でも走りを見てたらそんなこともなく、1カ所ヘアピンで『ここだけ耐えればな』というところがあり、そこを越えたら『大丈夫だな』と確信しましたね。でも、最後は見てる方も緊張しましたね」と、平川。
勝田の初優勝については「よかったですよね。これまでいろいろと苦しんで、マシントラブルがあったりで思うようにいかなかったですし。 優勝決めたあとのインタビューは良かったですね。 日本語で子供たちに喋っていたことも、良かったと思います」と、話した。なお、優勝後に勝田とは自宅のあるモナコで一緒に祝ったという。

なお、囲み取材の最後には、平川にゴジラについての質問が飛んだ。TGRハースF1チームは2026年F1第3戦日本GPにおいてゴジラとコラボレーションし、ゴジラ仕様の特別リバリーをまとっている。
「僕微妙に世代じゃなくて……。見たことはありますけど、ゴジラといえばどちらかといえば松井秀喜さん(元野球選手/愛称がゴジラ)ですね(笑)」と、平川。
「ゴジラの映画を観ようと思ってネットフリックス(サブスク型動画配信サイト/F1のドキュメンタリーなども配信)にも入ったので、これから観たいと思います」
囲み取材後にはピットガレージ裏のボードに描かれたゴジラの前でフォトセッションが行われ、平川は報道陣の要望に応えてゴジラの構えを見せてくれた。
