2026年仕様のタイヤは、前年と同等の性能を持つ仕上がりに。ピレリは「今のところはかなり満足」と評価
ピレリのレーシングディレクターを務めるマリオ・イゾラは、スペインのバルセロナ-カタロニア・サーキットで行われたF1の2026年型マシンのシェイクダウンを終えて、新しいタイヤについては満足していると語った。
バルセロナでのシェイクダウン中、F1界の注目は新型シャシーとまったく新しいパワーユニットの性能に集まっていた。ピレリにとっても、この5日間の走行は極めて重要なものだった。2025年の集中的なプログラムにおいて、5種類のスリックタイヤに加え、インターミディエイトタイヤとフルウエットタイヤを性能を確認したピレリは、2026年型マシンが新しいタイヤで走行して初めて、明確なビジョンが見えてくると確信していた。
イゾラは、明らかに安堵した様子で「状況はかなり良好だと思う」と語った。
「昨年ここで行ったテストで発見したことを確認できた」
「??もちろん、昨年は古いマシンでテストをし、今年は新しいマシンでテストをしている。新しいタイヤのバランス、パフォーマンス、そして特性を確認できて嬉しい。昨年のタイヤと同等の性能で、それこそF1が我々に求めたものだから、これはいいことだ。まだ始まったばかりなので、バーレーンでのテストですべてを確認する必要があるが、今のところ我々はかなり満足している」
ピレリにとって特に重要なのは、ウエットタイヤの走行だった。この数年のフルウェットタイヤは、レースには不向きだったからだ。バルセロナでのシェイクダウンでは2日目に雨が降ったため、ピレリはこのシェイクダウン中にすべてのコンパウンドを試すことができた。
「2種類のウエットタイヤの違いは明確にはわからないが、ほぼ予想通りのようだ。新たな確証を得たことで、小さなピースがはまり、パズルはより明確になっている」


スリックタイヤの挙動については、バルセロナの路面はC4タイヤとC5タイヤを走らせるには硬すぎるというただし書きをつけつつ、イゾラは次のように説明した。
「チームは今回のテストに我々が持ち込んだ3種類のコンパウンド、つまりC1、C2、そして我々のラインナップのなかで最も硬いC3というすべて使用した」
「いずれもよく機能した。もちろんC1についてはウォームアップがいくらか難しかったが、C3はチームが直面したコンディションに最適だった」
グレイニング(グレイニング)についての懸念もあったが、イゾラは、それについてはシェイクダウン期間中の極端に低い気温が原因だと考えている。
「C3タイヤでは左のフロントタイヤにグレイニングが発生したが、このサーキットでは普通のことだ。というのも、特に寒い時期には、タイヤに最も負荷がかかるからだ。我々はこのような状況が起こり得ると認識していた」




