2025.10.19

「Q3に滑り込みいいラップを刻めたことは誇り」「周回ごとに変化する風のせいでまとめられず」/F1第19戦予選コメント(1)


2025年F1第19戦アメリカGP オリバー・ベアマン(ハース)
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 2025年F1第19戦アメリカGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーたちが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、オリバー・ベアマン(ハース)、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だ。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
予選 10番手(Q1=10番手1分33秒741:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分33秒237:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分33秒160:ソフトタイヤ)

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2025年F1第19戦アメリカGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

「今週末、僕としてはとてもマシンに競争力があると感じている。Q3進出を果たせて嬉しい。午後の予選では非常にタイトだったけれど、(Q3に)進むためにQ1とQ2では何度か力強いラップを走ることができた。Q3の最後のプッシュラップでは、ベストなアウトラップを走ることはできなかったし、そのための十分な時間もなかったと思う。つまり僕はかなりハードにプッシュしたので、タイヤはそれまでのようないい状態ではなかった」

「気温が高いので、明日はタイヤのデグラデーションが大きな課題になるだろう。ポイントを争えるかどうか見てみよう」

■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)
予選 9番手(Q1=9番手1分33秒739:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分33秒124:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分33秒150:ソフトタイヤ)

カルロス・サインツ(ウイリアムズ)
2025年F1第19戦アメリカGPスプリント 3位に入賞したカルロス・サインツ(ウイリアムズ)

「今日もまた良い1日だった。自分のラップには満足している。クリーンなセッションを実行でき、ペースも力強く感じられた。残念ながら予選の最終パートで風が強まり、マシンが少し扱いにくくなった。そのため、今日の僕たちにとっては9番手が妥当なポジションだったと思う」

「明日のレースペースには自信があるので、素晴らしいファンのみんなに、再びエキサイティングなレースを見せて、喜んでもらいたいと思っている。ここからポジションを上げることを目指し、できればグリッド前方のマシンについていきたい。僕たちの最終目標は、チームにさらなるポイントをもたらすことだ。明日のレースが楽しみだよ!」

■オリバー・ベアマン(マネーグラム・ハースF1チーム)
予選 8番手(Q1=13番手1分33秒921:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分33秒238:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分33秒139:ソフトタイヤ)

オリバー・ベアマン(ハース)
2025年F1第19戦アメリカGPスプリント オリバー・ベアマン(ハース)&アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

「スプリントは本当にうまくいったけれど、ペナルティを受けたので(編注:コース外を走行してアドバンテージを得たとして、10秒ペナルティを受けた)、僕の視点からオンボードカメラを見てみなければならないだろう。僕はコース外に押し出されてポジションをキープしていたので、罰すべき違反ではないと感じた。あの場所に留まったのは間違いではなかったと思う」

「まだ少し腹が立っているけれど、今日の午後の予選でこのような結果を残せて嬉しい。昨日のスプリント予選に向けてマシンにアップグレードを施したが、フリー走行ではアップグレードなしで走ったので、それを学ぶ機会を少し逃した。それに、このコース自体もまだ学んでいる。Q3に滑り込み、そこで本当にいいラップを刻めたこと。それには本当に誇りを持っている」

「マシンはいい感触で、以前のマシンとはいくつか異なる特性があると言えるだろう。つまり、走りながら学んでいたわけだ。もちろん、これはF1の面白さの一部だ。昨日から今日にかけて行った変更が本当に効果を発揮した」

■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 7番手(Q1=3番手1分33秒501:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分33秒044:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分33秒114:ソフトタイヤ)

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2025年F1第19戦アメリカGP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

「今日の予選では7番手よりもう少し良い結果を期待していた。Q3ではどちらのラップも理想的ではなく、結局数台のマシンに前に行かれてしまった。すべてをまとめることができていれば、今日は間違いなく5番手が可能だった。でも、周回ごとに変化する風の状況のなかでそれを実現するのは難しく、特にQ2の終わりからQ3にかけては厳しかった。まとまりのない内容だったので、今後の改善のために懸命に取り組んでいく」

「とはいえ、明日を楽しみにしている。レースでは風向きが変わるものと予想されていて、それがバランスに影響を与える可能性が高い。予選に向けてマシンを最適化しようとしたが、レースでのマシンパフォーマンスを犠牲にしないよう注意した。スプリントでのペースは良好だったので、明日それを活用して順位を上げられるといいね」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手(Q1=11番手1分33秒746:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分33秒228:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分33秒084:ソフトタイヤ)

オスカー・ピアストリとランド・ノリス(マクラーレン)
2025年F1第19戦アメリカGP スプリント1周目、オスカー・ピアストリとランド・ノリス(マクラーレン)が接触

「今日は僕たちにとって厄介な1日だった。明らかにスプリントでは望んでいた結果を出せなかった。完走できなかったのは残念だ。マシンを元に戻すために努力してくれたチームに心から感謝する」

「今日の予選はスプリント予選と比べて厳しいものだった。マシンにあまり快適さを感じることができず、すべてをまとめることができなかった。それでも明日は長いレースになり、何が起こるか分からないので、ポジションを挽回して、できることをやるつもりだ」



(Text : autosport web)

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2025-10-19更新

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