【初日コメント】
マクラーレンのノリス、スプリント予選の最終局面で首位から陥落「レッドブルより少し遅いことに驚きはない」
2025年F1アメリカGPの金曜、マクラーレンのランド・ノリスはスプリント予選で2番手、オスカー・ピアストリは3番手だった。
ノリスはFP1、スプリント予選SQ1、SQ2でトップタイムを記録したが、SQ3でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.071秒差で敗れた。
ピアストリはFP1からスプリント予選のすべてのセッションで3番手。SQ3でのタイムは、フェルスタッペンのポールタイムから0.309秒遅かった。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP1 1番手(1分33秒294/23周)
スプリント予選 2番手(SQ1=1番手1分33秒224:ミディアムタイヤ/SQ2=1番手1分33秒033:ミディアムタイヤ/SQ3=2番手1分32秒214:ソフトタイヤ)
「もちろんポールを取りたかったけれど、最近はレッドブルより少し遅いのは驚くことではない」
「それでもかなり満足している。改善できたかもしれない細かい部分はいくつかあったと思う。バンプをうまく処理できなかったところもあったが、それがこのコースの難しさというものだ。全体的には満足している」
(マシンの感触について聞かれ)「『バンプのあるセクター1を自信を持って走れるか』と聞いたら、たぶんほとんどのドライバーが『ノー』と答えるだろう。このサーキットでは、快適でなくてもそれを受け入れることが大事だと思う。それがコツみたいなものだ」
「とはいえ悪くはなかった。ラップ自体は良かったと思うし、走行ごとにタイムも伸ばせていた。ただ、バンプへの角度を少し間違えたり、スロットルペダルをわずかに踏みすぎたりすると、0.07秒くらい簡単に失う」
「ひどい結果ではないけれど、もちろんもう少し速く走りたかったのは確かだ」
(スプリントで勝利争いができると思うかと聞かれ)「もちろんそうなることを願っている。僕たちは通常、レースペースのほうが少し優れている。今シーズンはずっと予選ペースに苦戦してきたし、特に今日はとても接戦だった。だから今日の結果に驚きはないが、レースではまた前に出られるという希望を持っている」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP1 3番手(1分33秒573/26周)
スプリント予選 3番手(SQ1=3番手1分33秒889:ミディアムタイヤ/SQ2=3番手1分33秒371:ミディアムタイヤ/SQ3=3番手1分32秒523:ソフトタイヤ)
(どこでタイムを失ったのかと聞かれ)「たくさんの場所で失ったと思う。正直に言えば、かなりまとまりのないラップだった。全体的にうまくまとめられなかったから、ある意味、3番手に入れたのは少し幸運だったかもしれない」
「マシンのペース自体は良い。決して悲惨な一日ではなかった。ただ少し散らかったラップになってしまったので、明日に向けてそれを整えたい」