2025.10.17

F1マシン4台やパワーユニットを展示。ホンダコレクションホール、10月25日から『フォーミュラマシン変遷展』を開催


2019年にホンダRA619Hパワーユニットを搭載してF1を戦ったスクーデリア・トロロッソSTR14
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 ホンダモビリティランドは10月17日、モビリティリゾートもてぎ内にあるホンダコレクションホールにて、新企画展『フォーミュラマシン変遷展』を2025年10月25日(土)から2026年3月8日(日)まで開催すると発表した。また、現在行われている『Honda Collection Hall × TOMICA コラボレーション展示』の会期延長も決定した。

 ホンダコレクションホールは、同社の創業50周年を記念し“ホンダの原点をお客様に伝える施設”として1998年3月にモビリティリゾートもてぎ内に設立。2024年3月には“夢と挑戦の物語”を体験できる場としてリニューアルオープンを迎え、時代の特徴を捉えた二輪車や四輪車、パワープロダクツ、ホンダジェットといった幅広い製品に加え、F1をはじめとするレーシングマシンが展示されている。

 そのホンダコレクションホールで2025年10月25日(土)から2026年3月8日(日)まで開催される『フォーミュラマシン変遷展』は、軽量化や高剛性化、安全性を求め、素材や構造を進化させてきたフォーミュラマシンの変遷を紹介する企画展だ。

 会場には1984年のウイリアムズ・ホンダFW09、1989年のマクラーレン・ホンダMP4/5、2008年のホンダRA108、2019年のスクーデリア・トロロッソ・ホンダSTR14という4台のF1マシンが並ぶ。このうちMP4/5とRA108は、モノコックの構造を見ることができる“カウルレス”状態で展示されるという。

 また、トロロッソ・ホンダSTR14に搭載されたホンダF1第4期パワーユニット“RA619H”はホンダコレクションホール初展示になるとのことで、貴重な展示になるはずだ。ホンダコレクションホールは「マシンの内部をご覧いただける特別な展示をどうぞお楽しみください」としている。

 また、7月から開催されている『Honda Collection Hall × TOMICA コラボレーション展示』も3月8日(日)まで延長されることが決まった。こちらはトミカのモデルになったホンダ車両を、1/1スケールの巨大なパッケージとともに展示するというもの。

 企画展では、歴代トミカのパッケージと一緒に撮影ができるフォトスポットコーナーもあるほか、1階のライブラリーではホンダのトミカ約150台を一挙に展示しており、延長に合わせ、トミカ55周年シビック・タイプRの再展示も10月23日(木)まで実施される。詳細は以下のホンダコレクションホール公式サイトまで。

■ホンダコレクションホール概要

時間:10:00〜17:00(季節・曜日により異なる)
料金:無料(別途モビリティリゾートもてぎの入場料・駐車料が必要)
WEBサイト:https://www.mr-motegi.jp/collection-hall/
休館日:11月11日(火)、12日(水)

ウイリアムズ・ホンダFW09
1984年のウイリアムズ・ホンダFW09
マクラーレン・ホンダMP4/5
マクラーレン・ホンダが1989年のF1に投入したMP4/5
ホンダRA108
2008年のF1を戦ったホンダRA108
スクーデリア・トロロッソ・ホンダSTR14
2019年にホンダRA619Hパワーユニットを搭載してF1を戦ったスクーデリア・トロロッソSTR14


(autosport web)

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