タイヤテスト欠席のハミルトン、愛犬ロスコーが昏睡状態と明かす。F1関係者やファンから祈りと応援の声
フェラーリのルイス・ハミルトンは、イタリア・ムジェロで実施されたピレリのF1タイヤ開発テストに参加する予定だったが、急きょ取りやめた。ハミルトンは、愛犬ロスコーが深刻な容体に陥っていることを明かしている。
ピレリは今週、ムジェロで2026年用F1タイヤテストを行い、9月25日にはハース、26日にはフェラーリが協力して、テスト用マシンを走らせた。フェラーリからはシャルル・ルクレールとハミルトンが参加する予定だったが、ハミルトンの代わりにリザーブドライバーの周冠宇がテストを担当した。
ハミルトンは10年以上を共に過ごしている愛犬ロスコーが深刻な状況であることを、Instagramを通して明かした。
「どうかロスコーのことを心に留めていてほしい。状況を皆さんにお伝えしたいと思う」とハミルトンは書いている。
「ロスコーは再び肺炎にかかり、呼吸が困難になった。病院に入院し、検査を行う間に、落ち着かせるため鎮静されたが、その過程で心臓が止まってしまった」
「医師たちは心拍を取り戻すことに成功したが、今は昏睡状態にある。彼がこの状態から目覚めるかどうか分からない」
「明日、彼を目覚めさせるための試みを行うつもりだ。僕は彼のそばにいる。皆さんの祈りとサポートに感謝する」
ハミルトンの投稿には、F1チーム、同僚ドライバー、ファンから、祈りと応援のコメントが寄せられている。
ロスコーはしばしばパドックに姿を見せており、ハミルトンの愛犬として有名な存在。一番最近では、7月のイギリスGPに登場した。