【初日レポート】
約1カ月ぶりにシーズン再開。90分のセッションはルクレール最速、フェルスタッペンとピアストリが続く/F1マイアミGP FP1
日本時間2026年5月2日(土)、F1第4戦マイアミGPのフリー走行1回目が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)となっている。
中東情勢の悪化により、4月に予定されていたバーレーンGPとサウジアラビアGPが中止になったため、マイアミGPは3月末の第3戦日本GP以来約1カ月ぶりのグランプリとなる。
今シーズン2回目のスプリント・フォーマットで開催されるマイアミGPの舞台は、NFLチームのマイアミ・ドルフィンズの本拠地であるハードロック・スタジアム周辺の道路を利用した、マイアミ・インターナショナル・オートドロームという市街地コースだ。持ち込まれたタイヤは、ハードがC3、ミディアムがC4、ソフトがC5という最も柔らかい3種類だ。
通常フリー走行は60分間で行われるが、今回は90分のセッションとなる。その理由についてFIAは、前戦日本GPから間が空いていること、エネルギーに関する規則が変更されたこと、そしてスプリント・フォーマットでの開催のため今週末のフリー走行がこの1回しかないことを挙げている。
現地時間1日(金)12時、気温30度、路面温度53度というコンディションでセッションがスタート。キャデラックの2台はミディアムタイヤ、それ以外のマシンはハードタイヤでコースに出て行った。各チーム様々なアップデートを施しており、マシンにはフロービズが塗られている。フェラーリは“マカレナウイング”(フラップが回転する仕組みのリヤウイング)を搭載。またレッドブルもこのマカレナウイングを採用した。
セッション序盤にトップに立ったのはランド・ノリス(マクラーレン)で、タイムは1分30秒335。0.540秒差の2番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、0.712秒差でフェルスタッペンが3番手に続いている。中団勢ではアルピーヌのフランコ・コラピントが7番手、ピエール・ガスリーが8番手で最上位だ。アストンマーティンの2台はセッション開始から22分が過ぎたところでコースイン。ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソともにハードタイヤを装着している。
開始から30分ほどが経過したところで、多くのマシンが一度ピットに戻った。この時点でトップは1分30秒079のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、2番手は1分20秒296のルクレール、3番手は先ほどまでトップにつけていたノリスだ。ミディアムに履き替えたフェルスタッペンは5番手だが、シフトに関する不満を報告しており、のちにチームメイトのアイザック・ハジャーもシフトの問題を無線で伝えていた。
ルクレールは1分29秒885をマークし、トップでセッションの折り返しを迎えた。ここでアストンマーティンの2台はいち早くソフトタイヤを投入。アロンソは1分32秒963、ストロールは1分33秒399を記録している。そのほか、バルテリ・ボッタス(キャデラック)もソフトを投入した。
大きな問題もなくセッションが進んでいくなか、6番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)はコックピットのなかで煙の匂いがすると無線で伝えてていたが、どうやらこれはブレーキから発生したもので大きな問題に繋がることはなかったようだ。またカルロス・サインツ(ウイリアムズ)が「ターボからノイズがする」と報告。同じメルセデス製パワーユニット(PU)を使用するジョージ・ラッセル(メルセデス)もセッション序盤にノイズを報告していたが、関連があるかどうかは不明だ。
残り時間30分を切った後半には、ハースやレーシングブルズがミディアムタイヤを投入した。そして残り13分を切ったセッション最終盤には各車ソフトタイヤを投入し、ルクレールがトップとなる1分29秒310をマーク。2番手は1分29秒607のフェルスタッペン、3番手は1分29秒758のピアストリだった。
4番手はハミルトン、5番手はアントネッリとなったが、アントネッリはPUに関する不具合の修復を行うため、ソフトタイヤでの走行を行わずにマシンを降りることになった。6番手以降はラッセル、ノリス、ガスリー、ハジャー、サインツとなっている。アストンマーティンはアロンソが1分32秒593で19番手、ストロールが1分32秒959で22番手だった。







