F1アブダビGPでは7人の若手がフリー走行に参加予定。レッドブルはラインアップ次第で起用ドライバーを判断か
2025年シーズンのF1の最終戦である第24戦アブダビGPでは、金曜日のフリー走行1回目に5人のルーキーがコースに登場する予定で、各チームは若手ドライバーに走行時間を与えるという、規定された義務を完了することになる。
マクラーレンでは、オスカー・ピアストリがFP1を欠場して、メキシコ人のパト・オワードがふたたびF1で走行する。これは過去3シーズンで定期的に行われてきたことだ。彼のチームメイトであるランド・ノリスはアブダビGPの3回のフリー走行セッションすべてを走ることになっているため、もしピアストリが最終戦までタイトル争いに残っている場合は、劣勢な立場で週末をスタートすることになるだろう。なおピアストリは、アブダビでタイトル争いに残るためには、第22戦ラスベガスGPと第23戦カタールGPでノリスに1ポイントたりとも負けることができない。
このセッションを欠場しなければならないもうひとりのトップドライバーは、現世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。レッドブルの育成ドライバーであるアービッド・リンブラッドの最優先事項は、おそらくFIA F2の最終戦でできるだけ多くのポイントを獲得することであるため、FP1では岩佐歩夢がフェルスタッペンの代わりに出場するものと予想されている。しかしレッドブルが、レーシングブルズでの2026年シーズンに備えて、リンドブラッドにF1でさらなる時間を与える方が有益だと判断した場合、第20戦メキシコシティGPのようにリンブラッドがフェルスタッペンのマシンをドライブことになるだろう。

フェラーリのルイス・ハミルトンもメキシコシティGPの時と同じようにマシンを空け渡す必要があるが、フェラーリはハミルトンのSF-25をドライブするドライバーとして、アーサー・ルクレールとアントニオ・フォコのどちらを選ぶかまだ決めていない。アーサー・ルクレールは、フィオラノで行われたキャデラックの初めてのF1テストにおいて、同チームに貸し出されたSF-23のシェイクダウンを行った。
フェリペ・ドルゴヴィッチは今シーズン最後のグランプリに参加しないため、アストンマーティンはF2のチャンピオン候補であるジャック・クロフォードに、AMR25での走行の機会をもう1度与える予定だ。2023年初頭からアストンマーティンのリザーブドライバー兼テストドライバーを務めてきたドルゴヴィッチは、彼にとって初のフォーミュラEレースがアブダビGPと同時期に開催されるため、ラスベガスGP後に契約が解除される予定だ。

ウイリアムズは、テスト兼リザーブドライバーのルーク・ブラウニングがアブダビGPのFP1セッションと、レース後の火曜日にヤス・マリーナ・サーキットで開催されるシーズン後のタイヤテストの両方でチームのマシンをドライブすることをすでに発表している。アルピーヌはすでにFP1の義務を果たしているが、リザーブドライバーのポール・アーロンにA525での走行を託す可能性が高い。これはアーロンにとって公式セッションでの5回目の走行となる。アーロンはキック・ザウバーでもニコ・ヒュルケンベルグに代わり、FP1走行を2回行っている。また、ハースではリザーブドライバーの平川亮が参加することになっており、平川はエステバン・オコンのマシンをドライブする予定だ。


