【予選日レポート】
アントネッリが3戦連続のPP。フェルスタッペンが2番手【予選レポート/F1マイアミGP】
現地時間5月2日、2026年F1第4戦マイアミGPの予選がアメリカ・フロリダ州のマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われ、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が3戦連続/自身3回目のポールポジションを獲得した。
2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となった。快晴に恵まれた予選日のマイアミ。気温34度、路面温度52度、湿度31パーセントというコンディションで予選Q1は開始された。
18分間のQ1。直前のスプリントで11番手チェッカーも吸気圧違反で失格となったガブリエル・ボルトレート(アウディ)のマシンはQ1開始時点でも分解整備が続いていた。
また、スプリントのレコノサンスラップでマシン後方から火と煙が出てしまい、スプリントに出走できなかったニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)は、チェックランのためにミディアムタイヤ(イエロー/C4)でコース入りするも、セッション中盤にはソフトタイヤ(レッド/C5)に履き替えている。
そんななか、セッション前半のトップはフェルスタッペン。3周ユーズドのタイヤで記録した1分29秒099がQ1のターゲットタイムとなる。

Q1終盤、Q2へ難なく進出できると踏んだ数台はユーズドタイヤでコースに入るなか、ニュータイヤを投入したアントネッリが1分28秒653を記録し、フェルスタッペンに0.446秒差のトップでQ1を終えた。
なお、ルクレールがユーズドタイヤでフェルスタッペンを上回るも、0.285秒アントネッリには届かずQ1を2番手で終えた。なお、終始ユーズドタイヤを履いたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)はQ1を16番手で終え、あわやQ1敗退となるところだった。
Q1敗退は17番手アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、18番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、19番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、20番手バルテリ・ボッタス(キャデラック)、21番手セルジオ・ペレス(キャデラック)、22番手ボルトレートの6台となった。
ボルトレートはセッション終盤に1アタックができたが、トップのアントネッリからは5.084秒差の最後尾に。さらに、アタックを終えてピットに戻る最中、リヤのブレーキ周辺から出火。ボルトレートはコースサイドにマシンを止め、火はオフィシャルにより消火された。

続く15分間のQ2は各車1アタック目からニュータイヤを履いた。全車が1回目のアタックを終えると、アントネッリが1分28秒352で暫定トップに。残り8分時点で2番手につけたルイス・ハミルトン(フェラーリ)に0.125秒差をつけていた。
なお、スプリント勝者のランド・ノリス(マクラーレン)は1回目のアタックでミスがありタイム計測を中断。ライバルがガレージに収まるなか、真っ先に2度目のアタックを敢行。しかし記録は1分29秒040と伸びず、9番手でセッション終盤を迎えることに。
ノリスがQ2敗退の危機となるなか、アントネッリは1分28秒289までタイムを上げた。ただ、その後にアタック入りしたフェルスタッペンがセクター2と3で全体ベストを更新し、1分28秒116を記録。2番手アントネッリに0.173秒差をつけてQ2をトップで終えた。
Q2敗退の危機もあったノリスは、最後のアタックで1分28秒920をマーク。フェルスタッペンから9.804秒差の7番手でQ3進出を決めた。また、アルピーヌが2台揃ってQ3進出を決めている。
Q2敗退は11番手ヒュルケンベルグ、12番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)、13番手オリバー・ベアマン(ハース)、14番手カルロス・サインツ(ウイリアムズ)、15番手エステバン・オコン(ハース)、16番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)の6台となった。

ポールポジションを決める最終Q3は13分間。10台全車がニュータイヤでコースに入った。Q2で苦戦していたノリスは1分28秒183をマークして復調ぶりを見せつけるが、アントネッリは1分27秒798を叩き出し、暫定2番手ルクレールに0.345秒差をつける。
セッション残り5分時点の暫定オーダーは、首位アントネッリ、2番手ルクレール、3番手フェルスタッペン、4番手ノリス、5番手ラッセル、6番手ハミルトン、7番手ピアストリ、8番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)フランコ・コラピント(アルピーヌ)、9番手アイザック・ハジャー(レッドブル)、10番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)となった。
セッション終盤、10台ともニュータイヤに履き替え最後のアタックに入った。なお、トラックエボリューションを期待してか、最後にコースインしたのはフェルスタッペンだった。
真っ先にアタックに入ったメルセデス勢だったが、アントネッリ、ラッセルともにタイムを上げられず。また、そのほかのマシンも軒並みポジションアップには至らず。ただ、フェルスタッペンだけは例外だった。
フェルスタッペンはセクター2で全体ベストを更新するが、セクター1のロスが響き、アントネッリには届かず。アントネッリが3戦連続&キャリア3回目のポールポジション獲得となった。
2番手は0.166秒差のフェルスタッペン、3番手は0.345秒差のルクレールとなった。以下、4番手ノリス、5番手ラッセル、6番手ハミルトン、7番手ピアストリ、8番手コラピント、9番手ハジャー、10番手ガスリーとなった。
2026年F1第4戦マイアミGP、57周の決勝レースは日本時間4日5時にスタートが切られる予定だ。



