【予選日レポート】
王者ノリスがスプリント勝者に。メルセデス勢はトップ3に届かず【レポート/F1マイアミGP】
現地時間5月2日(土)、2026年F1第4戦マイアミGPのスプリントが行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がポール・トゥ・ウインを飾った。2位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となった。
ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するアストンマーティン勢はフェルナンド・アロンソが15位、ランス・ストロールが17位となり、2台揃って完走を果たした。
今季のスプリント開催2戦目となるマイアミGP。ただ、スプリント開始前のレコノサンスラップ走行中にニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)のマシン後方から火と煙が巻き上がり、ヒュルケンベルグは予定していた12番グリッドに並ぶことは叶わなかった。
タイヤ交換義務のない19周のスプリントでは22台中17台がミディアムタイヤ(イエロー/C4)をチョイス。アストンマーティン勢がソフトタイヤ(レッド/C5)を、キャデラック勢がハードタイヤ(ホワイト/C3)を履いた。
日本時間3日1時(現地時間2日12時)開始のフォーメーションラップを経て、気温32度、路面温度53度、湿度50パーセントのなか、スプリントはスタートを迎えた。
ノリスがターン1のホールショットを守る一方、2番グリッドのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は蹴り出しが悪く4番手まで後退。ピアストリが2番手、ルクレールが3番手で2周目を迎えた。
ノリス、ピアストリのマクラーレン勢がレースをリードする一方で、3番手のルクレールは4番手アントネッリの猛追を受ける。DRS時代であれば易々とオーバーテイクされそうな状況だったが、ルクレールはアントネッリを抑え続け、上位勢はレース序盤からトレイン状態となる。
7周目のターン17でジョージ・ラッセル(メルセデス)がアントネッリをかわし4番手に浮上。ただ、8周目のターン11でアントネッリが再び4番手に返り咲く。こういったチームメイトバトルの影響もあってか、レース後半に差し掛かった11周目時点で3番手ルクレールとの間に3.3秒のギャップが開いた。
アントネッリはペースを上げるも、それでもルクレールとのギャップは徐々に開いた。前戦日本GPまで見せたメルセデスの圧倒ぶりは、マイアミのスプリントでは影を潜めていた。

一方、13周目ごろには2番手ピアストリのペースが下がり、首位ノリスとのギャップは3秒に広がる。そして3番手ルクレールに対し1秒以内まで接近を許すことに。ただ、18周目にルクレールがわずかにコースオフを喫し、テール・トゥ・ノーズの2番手争いはここまで。
19周を終え、ノリスがポール・トゥ・ウインでスプリントを制した。3.766秒差の2番手にピアストリ、6.251秒差の3番手にルクレールが続いた。
スプリントは上位8台までがポイント獲得となるなか、4位ラッセル、5位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、6位アントネッリ、7位ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、8位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)までがポイント獲得となった。
アントネッリは4番手でチェッカーを受けたがトラックリミット違反が重なり、5秒のタイムペナルティで6位に後退することになった。なお、11番手でチェッカーを受けたガブリエル・ボルトレート(アウディ)のマシンはエンジン吸気圧違反で失格となり、ホンダ製PUを搭載するアストンマーティン勢はアロンソが正式結果で15位、ストロールが17位となった。
このあと日本時間3日の5時からは、4日(月)5時から行われる57周の決勝レースのスターティンググリッドを決する公式予選が行われる。
