元F1ドライバーのアレックス・ザナルディが死去、享年59。事故後はハンドサイクリング転向、パラリンピック金メダリストに
5月1日、元F1ドライバーのアレックス・ザナルディ(アレッサンドロ・レオーネ・ザナルディ)が亡くなった。59歳だった。
ザナルディはイタリア出身で、カートからF3、国際F3000選手権などを経て1991年にジョーダンからF1にデビューした。そのほかミナルディ、ロータス、ウイリアムズなどに所属した経験を持っている。
F1のシートを失った後は、アメリカに活躍の場を移してCARTに参戦し、1997年と1998年にはチャンピオンに輝いた。しかし2001年にドイツのラウジッツリンクでのレース中に事故に遭い、大怪我を負った。その影響でザナルディは両足を切断することになったが、その後もモータースポーツでの活動を続行。その後ハンドサイクリングに転向してオリンピックにも出場し、2012年のロンドンパラリンピックでふたつの金メダルを獲得。4年後のリオデジャネイロパラリンピックでも再び金メダルを獲得した。
しかし2020年6月、ザナルディはハンドサイクルのレース中にトラックと衝突する事故に遭った。合計4度の手術を受けたザナルディは、2021年12月に退院して自宅に戻った。妻のダニエラさんは「回復への道はとても長い」と明かしていた。
BBC Sportによると、ザナルディの家族は「アレッサンドロ・ザナルディが昨日5月1日の夕方、突然亡くなったことを深い悲しみとともにお知らせする。アレックスは家族や友人の愛に包まれ、安らかに息を引きとった」と発表したということだ。

