最新記事
- F1タイGP開催を目指すセター首相がイモラを訪...
- ウイリアムズF1、モナコ用スペシャルカラーの...
- F1第7戦技術解説:フェラーリのアップデート...
- 2024年F1第8戦モナコGP TV放送&タイムスケ...
- 中国GP以降伸び悩むセルジオ・ペレス。契約更...
- ニューウェイのマネージメントを務めるジョー...
- マクラーレン、『キング・オブ・モナコ』のセ...
- 上位勢のギャップが消えつつあることは「F1に...
- 不安を残した初日から改善し、PP獲得&優勝。...
- 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP決勝ト...
- 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP決勝ト...
- 【SNS特集】F1エミリア・ロマーニャGP:ベッ...
ロス・ブラウン、F1の将来を見据え委員会編成を計画。主な議題はオーバーテイクの改善
2017年3月17日
F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターであるロス・ブラウンは、未来のF1世界選手権がどうあるべきかを検討するために、外部の専門家による委員会の編成を計画している。
以前F1でチーム代表を務めた経験を持つブラウンは、リバティ・メディアのF1買収にともない、今年1月にFOMで現在の役職に就任した。現在はグランプリレースをより面白いものにしていくための、長期戦略の策定に着手している。
近年のF1では、個々のチームの思惑に影響を受けるかたちでルール変更が行われてきた。これに対してブラウンは、知名度のある専門家を集めた小規模の委員会を設置し、ショーとしてのF1を改善するための提言を得ることを計画している。
この数週間、ブラウンはF1関係者との間でその大枠に関する議論を行ってきた。リバティ・メディアは今後の方針を通知するために、今週になってチームとのミーティングを開催。ブラウンはこの件について、以下のように語っている。
「業界で知名度のある人材や専門家たちに、FOM内で取り組みを進めてもらう。誰もが納得する人選になると思う。ごく小さな5〜6人のチームになる予定だ。だが私のこれまでの経験と知見で言えば、今後のF1が何をすべきかという適切な議論をし、提言をプロセスに組み込んでいくには、この規模で十分だ」
「ショーの質、レースそのもの、そしてレースコストのバランスは、いかなるときも絶対に考えなければならない。だからF1において我々が決断を下すときにはチェックシートを用意し、各項目が常に満たされることが必要だ」
「競技の品位を保つために、スポーツ面を重視した決断が必要な場合があることも、理解している。一方で『ファンがどう思うのか、どれだけのコストがかかるのか、レースにどう影響するのかを考えたのか?』といった声が上がるような決断を下す可能性もある」
ブラウンは委員会に付託する主なテーマのひとつとして、どのようにしてオーバーテイクを改善するかを挙げた。
「これは複合的な問題だ。マシンが遅くなることは望まない。つまりグリップのレベルは維持しつつ、あくまで後続車の走行を妨げないかたちで実現したい。適した人材を集めて1年から1年半にわたって議論してもらうことで、後続車がきちんと追いかけられるF1マシンを設計する策が編み出せないだろうか?」
「この件が以前オーバーテイク・ワーキンググループで議論されていたことは承知しているが、当時のチームにいまのような知識や能力はなかった」
「CFD(数値流体力学)は大きな違いを生んだ。これは(オーバーテイクを改善するために)あらゆることを見直す新たな機会につながるものだ」
「もし優れた空力グリップがあって、それでも気流を乱さないようなマシンが作れるとしたら……。多くの人がそれは無理だというが、我々はまだ本気で取り組んでいないだけだと、私は思っている」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
5/24(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/25(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/26(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |