F1日本GP FP2:初日最速はハミルトン、トロロッソ・ホンダのガスリーはトラブル発生でわずか10周
2018年10月5日
2018年F1第17戦日本GPフリー走行2回目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。
昼過ぎには青空の広がった初日の鈴鹿サーキットだったが、FP2の始まる午後2時には上空は再び雲に覆われ始めた。それでも降水確率は20%に留まっている。気温24℃、路面温度30℃。心配された強風は、今のところ吹いていない。
各マシンがコースに向かう中、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー車だけはガレージで作業台に乗せられたまま。マスクをつけたメカニックが燃料バッグに精いっぱい腕を伸ばし、懸命に何かを直そうとしているものの、開始後40分以上経っても修理の目処は立っていない。
ウルトラソフトタイヤでは、ハミルトンが1分28秒217でトップ。フェラーリのセバスチャン・ベッテルが2番手に付けるが、コンマ833秒の大差を付けられている。その後はバルテリ・ボッタス(メルセデス)にも先行され、3番手に後退した。
ボッタスもハミルトンにコンマ461秒の差を付けられているとはいえ、スーパーソフトタイヤでのメルセデスの速さは明らか。4番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を始め、キミ・ライコネン(フェラーリ)、ダニエル・リカルド(レッドブル)は、ハミルトンに1秒以上引き離されている。ただしハミルトンだけは新品スーパーソフトで1アタックしかしておらず、軽めの燃料だった可能性がある。
このセッションもエステバン・オコン(フォース・インディア)は好調を維持し、6番手リカルドからコンマ5秒遅れの7番手に付けている。コンマ4秒差でロマン・グロージャン(ハース)、コンマ004秒の僅差でザウバーのマーカス・エリクソンが迫る。たった1台で奮闘しているトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーも、10番手の速さを見せている。
スーパーソフトによるロングランは意外に性能劣化がひどくないようで、ベッテルは19周の周回を重ねている。ポール獲得に失敗したとしても、できるだけ第1スティントを引っ張って、ハミルトンをオーバーカットする可能性を模索しているのか。
セッション終了まで10分余りとなったところで、ガスリーがようやくコースイン。スーパーソフトで、まずは13番手タイム。そのままロングランに移行し、10周を走ってセッションを終えた。
(Kunio Shibata)
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3/15(金) | フリー走行1回目 | 12:00〜13:30 |
フリー走行2回目 | 16:00〜17:30 | |
3/16(土) | フリー走行3回目 | 14:00〜15:00 |
予選 | 17:00〜 | |
3/17(日) | 決勝 | 16:10〜 |


1位 | ルイス・ハミルトン | 408 |
2位 | セバスチャン・ベッテル | 320 |
3位 | キミ・ライコネン | 251 |
4位 | マックス・フェルスタッペン | 249 |
5位 | バルテリ・ボッタス | 247 |
6位 | ダニエル・リカルド | 170 |
7位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 69 |
8位 | セルジオ・ペレス | 62 |
9位 | ケビン・マグヌッセン | 56 |
10位 | カルロス・サインツJr. | 53 |

1位 | メルセデス | 655 |
2位 | フェラーリ | 571 |
3位 | レッドブル | 419 |
4位 | ルノー | 122 |
5位 | ハース | 93 |
6位 | マクラーレン | 62 |
7位 | フォース・インディア | 52 |
8位 | ザウバー | 48 |
9位 | トロロッソ | 33 |
10位 | ウイリアムズ | 7 |

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