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F1フランスGP予選:メルセデスがフロントロー独占、新鋭ルクレールが8番手の大健闘

2018年6月24日

 6月23日現地時間午後4時、フランスGP予選が行なわれた。フリー走行3回目では降雨によりほとんど本格的な走行ができなかったポール・リカールだが、セッション後は雨も上がりドライコンディションでの予選開始となった。 


 ブレンドン・ハートレーは金曜のトラブルを受けてパワーユニットを全て交換し、ペナルティにより最後尾グリッドスタートが決まっている。


 開始直後から各車がウルトラソフトの新品でアタックを開始。各車が前方にギャップを築くために最終セクターでは大渋滞が起きるが、各車ともクールダウンラップを挟みながら連続してアタックを続けていく。


 ここでトップに立ったのはルイス・ハミルトンで1分31秒271。これにマックス・フェルスタッペン、キミ・ライコネン、バルテリ・ボッタスと僅差で続き、周回を重ねるほどタイムが縮まっていく状況。中団トップはハース勢で、これにルノー勢、シャルル・ルクレール、トロロッソ・ホンダ勢が僅差で続く。


 残り5分で各車が2回目のランに向かうが、15番手に付けていたセルジオ・ペレスはコースインが遅れる。フォース・インディア勢は最後のラップで12番手と13番手に滑り込んでQ1を突破。

2018年F1第8戦フランスGP 予選Q1落ちを喫したフェルナンド・アロンソ

 これでマクラーレン勢は16番手・18番手、ハートレーは17番手となってウイリアムズ勢とともにQ1敗退となった。ピエール・ガスリーはハース勢とカルロス・サインツJr.に次ぐ10番手のタイムでQ2進出を果たした。


 Q1が終わるところでターン5〜6方面から小雨が降り始め、Q2は開始前からピット出口に並んでグリーンシグナルと同時に一斉にコースインしていく。ここで決勝のスタートタイヤとしてメルセデスAMGとレッドブルの4台がスーパーソフトを履いて1回目のアタックに向かった。


 それでもハミルトンが1分30秒645までタイムを伸ばしてトップに立ち、ウルトラソフトのベッテル2番手、ライコネン3番手とフェラーリ勢が続く。


 2回目のアタックはフェルスタッペン以外の全車がウルトラソフトに履き替えてコースイン。しかし、Q3アタックの練習のみでタイムを記録することなく決勝スタートタイヤはスーパーソフトとした。


 後方ではルクレールが10番手タイムを記録してQ3進出を果たす一方でマーカス・エリクソンは15番手、アタックに失敗したガスリーも14番手で予選を終えた。


 ハースの2台がスーパーソフトのダニエル・リカルドを上回って6番手・7番手につけサインツも9番手タイムを記録したが、ニコ・ヒュルケンベルグは僅か0.06秒差で12番手に終わりルノーの地元でQ3進出を逃した。

2018年F1第8戦フランスGP 予選Q3でクラッシュしてしまったロマン・グロージャン

 Q3では各車がウルトラソフトを履いてコースイン。1セットしか新品が残っていないハース勢とサインツは中古で、ルクレールはピットで待機する。


 しかし4分が過ぎたところでロマン・グロージャンがターン3のエイペックスでリヤが流れ、まっすぐコースオフしてターン4アウト側のウォールにクラッシュしてセッションは赤旗中断となる。


 午後4時58分、残り8分弱でセッション再開となると、まずはライコネンが単独でコースインし最後のアタックを行なうがターン4〜5でややワイドになりタイムロス。


 残り3分半でメルセデスAMG勢がコースインすると、他のマシンもこれに続く。ボッタスが1分30秒147でトップに立つが、ハミルトンが1分30秒029で0.118秒逆転してポールポジションを奪い取った。


 ベッテルはターン6でワイドになるなど1周を上手くまとめきれず、ハミルトンに0371秒差を付けられて3番手、レッドブル勢は4番手・5番手に留まった。


 Q2まで好調だったハース勢はその勢いを維持することができず、7番手にはサインツ、8番手にはルクレールが飛び込んで9番手マグヌッセン、10番手グロージャンという最終結果になった。



(Mineoki Yoneya)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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