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F1バーレーンGP FP1:新空力パッケージ投入のベッテルがトップタイム
2017年4月14日
4月14日(金)の午後2時から始まったF1第3戦バーレーンGPのフリー走行1回目は、いかにも砂漠らしい雲ひとつない快晴で降水確率は0%。気温36℃、路面温度46℃の暑さのコンディションで始まった。
セッション直前には、インディ500に挑戦するフェルナンド・アロンソの代役として、ジェンソン・バトンの復帰が正式に発表された。マクラーレン・ホンダのガレージでエンジニアと談笑するアロンソは、メルボルンや上海と比べて、明らかに表情が明るい。
予選、レースはともに日没時の午後6時に始まるため、路面コンディションはまったく違う。バーレーン用パッケージの作動確認が、とりあえずのメニューだ。中国からの連戦ながら、レッドブルやフォース・インディアなど新たな空力パッケージを投入。中でもフェラーリはフロントウィングやフロアなど、かなり大掛かりな改良を施してきた。
セッション序盤はほとんどのドライバーが、今回最も固いミディアムを装着して周回。そこから徐々にソフトへと移行しつつあった開始後37分、フェラーリのキミ・ライコネンがターン13の立ち上がりでスローダウン。リヤから白煙を吐きながら、コース脇にマシンを止めた。
好調トロロッソのカルロス・サインツJr.が、ソフトの暫定最速タイムを記録。しかしすぐにルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスが1秒以上の差で1-2を独占した。その後はウイリアムズの2台、そしてセルジオ・ペレスが1分34秒台前半のタイムで上位に付けた。
午後3時。路面温度は38℃まで上昇した。ここでセバスチャン・ベッテルが、ソフト新品で1分32秒697を記録。昨年のFP1でニコ・ロズベルグが出した最速タイムを、コンマ3秒しのいで見せた。
午後3時9分。11番手の自己ベストを出したばかりのストフェル・バンドーンが、ターン10でストップ。一方のアロンソはトラブルとは無縁で、ベッテルから1秒6差の8番手タイムを出した。終了8分前には、フェリペ・マッサがターン13でスピン。自力でピットに戻ったものの、「完全にブレーキがなくなった」と無線で訴えていた。
最終的にベッテルのタイムを上回ったドライバーはおらず、ダニエル・リカルドがコンマ4秒差、マックス・フェルスタッペンがコンマ9秒差で続いた。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |