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F1ドイツGP FP1:リカルドがトップタイム、トロロッソ・ホンダは15、18番手

2018年7月20日

 2016年以来、2年ぶりにホッケンハイムで開催されるドイツGP。しかし高騰する開催権料がネックとなって、もしかするとこれが最後のドイツGPとなってしまうかもしれない。そんなニュースが流れたせいか、あるいは選手権首位のセバスチャン・ベッテルの活躍を期待するからか、今週末のチケットはほぼ完売したとのことだ。 


 例年暑いホッケンハイムだが、今年は特に高温のコンディションが予想されている。午前11時からのFP1も、すでに気温27℃、路面温度も39℃まで上がっている。降水確率は0%。雨が降る恐れもない。このセッションはエステバン・オコンに代わってニコラス・ラティフィがフォース・インディアから、そしてマーカス・エリクソンに代わってアントニオ・ジョビナッツィがザウバーから出走している。


 開始後28分。そのジョビナッツィがピットロードからコースに合流しかけたところで、左側のエンジンカウルが派手に飛んだ。すぐ近くのマーシャルらへの直撃は免れたが、危ないところだった。


 40分を終えたところで、トップはソフトで1分14秒181を叩き出したルイス・ハミルトン。0.286秒差で、ウルトラソフトを履いたダニエル・リカルドが続き、3番手には0.643秒差でソフトのベッテルが付けている。


 セッション中盤以降、ガレージにこもるマシンがそこかしこで見られるように。残り25分の時点で、リカルドはわずか9周。カルロス・サインツJr.も10周走っただけでピットウォールに腰を落ち着け、さらにマクラーレンの2台はこの時点でフェルナンド・アロンソが4周、ストフェル・バンドーンも5周しか走れていない。


 終盤にはリカルドは周回を再開し、新品ウルトラソフトでトップのハミルトンから0.170秒差まで詰め寄った。直後にはコース上に転がっていた空き缶を踏みつけるハプニングにも見舞われたが、スロー走行の次周に1分13秒525のベストタイム。ハミルトンに0.004秒差をつけて、首位に立った。ただしリカルドは年間2基の使用制限のあるMGU-K、ES、CEを3基目に交換したため、決勝レースはグリッド最後尾からのスタートが確定している。


 マックス・フェルスタッペンもリカルドから0.189秒差で3番手と、レッドブルが好調さをアピール。ベッテル、バルテリ・ボッタス、キミ・ライコネンが続き、中団勢トップは2台のハース。そして9番手には、シャルル・ルクレールが付けた。


 トロロッソ・ホンダの2台は終始ソフトタイヤでのみ周回を重ね、ブレンドン・ハートレーが15番手。「マシン挙動がすごく奇妙」と訴えていたピエール・ガスリーは、18番手だった。



(Kunio Shibata)




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