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【今宮純のアフターザレース】不規則な雨水にバトンも不満。鈴鹿と比べるソチの排水設備

2015年10月15日

こちらのコラムはF1速報サイトでしか読めない、完全オリジナルコラムです。

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 異例な事態で始まった第2回ロシアGP。コース上のオイル処理清掃作業に30分かかり、金曜FP1は正味60分に短縮された。午後には黒海から雨雲が流れ込みウェットコンディションに一変。8台がフライングラップを刻んだが6台は確認走行だけでノータイム、あとの6台はコースに現れなかった。

 天候が好転する予報があればたしかに走る意味はあまりない。2年前、イギリスGPのFP1も似たような状況で11台しかタイムを出さないまま終えた。じっと待つシルバーストーンの観客はがまん強かった。

 がまん強さでは鈴鹿のファンも負けてはいない。前戦日本GPも金曜FP1は雨、12台しかタイムを記録しないセッションを見つめた。FP2も雨、それでも19台が真剣に走り込み、観客にウェット・ドライビングを披露。ファンサービスではなく、濡れた路面状況でも排水設備が整っている鈴鹿だから、ウェット・セッティングを試みるいい機会だった(一部のチームは雨が多いブラジルGPを意識して走り込みを行ったと言う)。

 濡れたソチ・オートドロームは今回が初めて。ドライ路面でのグリップも他と異なる傾向があるここの舗装だが、あらためて雨天の排水対策が完備していないのではないかと思えた。コース幅は13〜15mで広いが平坦な部分が多く、小雨でも雨水が溜まりやすい。いわゆるかまぼこ形状のコース幅なら雨水はどちらかに流れる。逆バンク形状だとコーナー外側方向に流れができて川のようになるが、それは事前の下見やチェック走行である程度予想できる。

 ソチの場合、セクター1はドライの5秒落ちで遅く、左3コーナー前後が平坦な形状なので雨水がコース上に残る傾向があった。セクター2はスタンドも無く海風が吹き抜けやすいから水溜りも少なく、ここはドライの3秒落ち。しかしやっかいなのがセクター3、直角ターンの連続するここには川状の区間ができ、平坦な部分では雨水がたまってドライの7秒落ちに(!)。

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