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抜けないハンガロリンクはタイヤ戦略が大きく影響

2015年7月22日

ハンガリーグランプリ プレビュー:
2015年7月23-26日 ハンガロリンク

タイトでツイスティなハンガロリンクに、ミディアムとソフトが登場
ハンガリーの高い気温が、タイヤへの負荷を増大させる
ノンストップの連続コーナーによって、コンパウンドは常に酷使される

2015年7月20日、ミラノ
P Zeroホワイト・ミディアムとP Zeroイエロー・ソフトタイヤが、ハンガリーグランプリに登場します。ハンガリーグランプリは、かつての鉄のカーテンの向こう側で初めて開催されたグランプリで、ワールドチャンピオン経験者が「大型のゴーカートトラック」と評した特徴的なハンガロリンクが舞台です。この表現通り、ハンガロリンクは、コーナーが連続するタイトでツイスティなサーキットで、どの観客席からもサーキットの全体が見渡せるコンパクトさが特徴です。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「F1カレンダー中でも屈指の流れるような高速サーキットであるシルバーストンから、ノンストップのテクニカルなコーナーが連続する低速サーキットのハンガロリンクへと向かいます。ハンガロリンクは、ピットレーンの直線を除いては、間断なく緊張が強いられる、ドライバー、マシン、タイヤのいずれにとっても非常にチャレンジングなサーキットです。また、天候も課題のひとつです。7月のブダペストは非常に暑くなる可能性があり、熱によるデグラデーションに大きな影響を及ぼします。性能と耐久性の適正なバランスを見出すために、昨年同様、ミディアムとソフトを選択しました。この組み合わせは、全てのコーナーに対応するメカニカルグリップを提供可能な軟らかさと、厳しい天候およびハンガロリンクのレイアウトに耐え得る硬さを併せ持っています。オーバーテイクが難しいサーキットですから、タイヤ戦略が結果を左右することになります」

タイヤにとってのチャレンジ:
ハンガロリンクにはストレートが1本のみなので、タイヤにとって十分なクールダウンの機会がありません。したがって、特に作動温度領域が低いミディアムタイヤは、暑くなった場合、作動温度領域の上限で動作し続けることになります。しかし、昨年のように、過去には雨に見舞われたこともあります。

ハンガロリンクは、タイヤだけではなく、ドライバーにとっても肉体的に非常に厳しいサーキットで、シンガポールとよく比較されます。両サーキットには、数多くのコーナー、高い気温、気流の発生が比較的少ないという共通点があります。

ハンガロリンクは、トラクション、ブレーキング、横方向の荷重に関してバランスのとれたサーキットです。それぞれがマシンに及ぼす負荷がほぼ同じであるため、ニュートラルなセットアップが必要になります。各チームは、最大の空力グリップを生成することを狙って、最大限のダウンフォースセットアップで走行する傾向があります。

昨年の戦略とレースの概要:
昨年は、レッドブルのダニエル・リカルドが、積極的な3ストップ戦略で70周のレースを制しました。ウェットコンディションにより、各ドライバーはインターミディエイトタイヤでスタートし、両スリックコンパウンドの使用義務が無くなりました。インターミディエイトによる第1スティント後、リカルドは、2回のセーフティーカー導入にも影響を受け、ソフトタイヤで残りのスティントを走行しました。メルセデスのルイス・ハミルトンは、ピットレーンからのスタートながら、タイヤ戦略も功を奏し3位を獲得しました。

予想される両コンパウンド間の性能差:ラップあたり1.2?1.5秒

(ピレリ ジャパン株式会社 プレスリリース)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


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6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

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2位スクーデリア・フェラーリ120
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4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
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