F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ウイリアムズF1、ラッセルがメルセデスで得た知識の適用を検討。スタート改善に向けクラッチに焦点

2020年12月25日

 ウイリアムズは、第16戦サクヒールGPにメルセデスから出走したジョージ・ラッセルが提案したいくつかのアイデアを、冬の間に実行することを検討すると述べている。


 ルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスに感染しサクヒールGPを欠場することが決まったため、ウイリアムズはメルセデスにラッセルを貸し出すことに合意した。ラッセルはチャンスを最大限に活かし、予選ではチームメイトのバルテリ・ボッタスに次いで2番手につけたが、レースでは全体的にボッタスを上回っていた。ピットストップのミスでメルセデスのクルーがラッセルのレースを台無しにするまでは、首位を走行していたのだ。

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2020年F1第16戦サクヒールGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)


 だがメルセデスでの週末は、ラッセルに有用な知識をもたらした。それらのうちの一部は彼が漏らすことのできない情報だが、ウイリアムズのマシンのスタートシステムを含む様々な改善を図るためのいくつかのヒントが得られた。


「それが彼が言ったことだ」とウイリアムズの車両パフォーマンス責任者のデイブ・ロブソンは語った。


「彼は(メルセデスでのスタートが)特に良かった。彼は我々のマシンでも何度か良いスタートを切っているが、我々に欠けているのは一貫性だと私は思う」


「それはドライバーの力というよりも、彼らがマシンに何をしているかということにかかっていると思われる」


「彼はいくつかアイデアを得た。特に、クラッチパドルをどう変えたいかということ、つまり彼らが行っている人間工学的なことだ。これは冬の間に検討できる」


「全体的なドライブトレインシステムは違いがありすぎるだろうと考えている。だがさらにおもしろくなりそうなのは、タイヤの準備と、スタートの時点でグリップがどこにあるかを把握するといったことだ。そのためクラッチがターゲットになる。おそらくそこに我々が学ぶべきことがあると思う」


 ロブソンは、ラッセルが学んだことや持ち込む権利のある情報のすべてを、ウイリアムズが直接引き継げるわけではないが、一部の一般的なアイデアは有益である可能性があると強調した。


「基本的なマシンのペースは非常に異なっているだろうから、我々は彼(ラッセル)が明確に望んでいるようなマシンを単純に作ることはできない」


「だが一度彼ときちんとした話ができれば、我々は物事の優先順位のつけ方を変えるかもしれない」

ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
2020年F1第17戦アブダビGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2020年F1第16戦サクヒールGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP