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ライコネン「タイヤにひどい振動が起きて、ペースを落とすことを強いられた」:アルファロメオ F1第5戦決勝

2020年8月11日

 2020年F1第5戦70周年記念GPの決勝レースが行われ、アルファロメオのキミ・ライコネンは15位、アントニオ・ジョビナッツィは17位でレースを終えた。


■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 決勝=15位
 ポイント圏外に終わったのだから、もちろん満足とは言えないが、ペースはそれほど悪くはなかった。できることはすべてやったけれども、20番手グリッドからのスタートでは、15位まで浮上するのが精一杯だった。特に予選に関して、まだ何か欠けているものがあって、それを解決しないとトップ10は争えない。


 昨日から1ストップでのレースは可能だと考えていて、その戦略を試みた。実際にタイヤはよく保ってくれて、まだ十分にグリップもしていたのに、ひどい振動が発生して、クルマが壊れないようにペースを落とすことを強いられたんだ。結果として1ポイントも獲れずにイギリスを離れることになった。


 ポイント圏内で戦うためには、パフォーマンスを向上させる必要がある。


アントニオ・ジョビナッツィ 決勝=17位

アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
2020年F1第5戦70周年記念GP アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)

 楽な週末ではなかった。最善を尽くして、少しでもチャンスを広げるために2台の戦略を分けることを選択したが、結果的にポイント獲得には届かなかった。


 今回もレースペースは、予選での状況よりもはるかに良かった。だから、予選のパフォーマンスを改善すれば、レースの成績も良くなるはずだ。そのためには、前向きな姿勢を失わずに、チームとしてハードワークを続ける必要がある。


 数日間で多くのことが変わると考えるのは、現実的ではない。だが、次はこの2連戦とは違うサーキットでのレースだから、シルバーストンよりも少しは僕らのクルマに合っていることを期待できるだろう。



(Translation:Kenji Mizugaki)




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