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元F1ドライバーのブルツ、ベッテルのフェラーリ離脱の理由について“チームのシステム”を指摘

2020年5月27日

 GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の会長を務める元F1ドライバーのアレクサンダー・ブルツは、セバスチャン・ベッテルがフェラーリを離脱することになった理由は、ドライバーを最終的に燃え尽きさせるようなフェラーリの“システム”にあると考えている。


 ベッテルとフェラーリは今月初め、6年間の関係を今シーズン末で終わらせることを決めた。4度のF1世界チャンピオンであるベッテルの、フェラーリに2008年以来となる世界タイトルをもたらすための冒険は、これまでのところ成功していない。ブルツによると、結果が出ないことと、フェラーリでレースをするプレッシャーによって、ベッテルは疲弊したのかもしれないという。


「セバスチャンは僕の友人だが、こうなるとは思っていなかった」とブルツは『Sky F1』に語った。


「彼はいつも自分の手の内を見せないようにしている」


「これまでのフェラーリに目を向けると、そこでは最初の数年や数カ月のうちは大きな支援が得られる。無線のやりとりなど、感動的なものがそこから生まれ、フェラーリを素晴らしいチームにする」


「だがある時点で、彼らのシステムはフェルナンド(アロンソ)でさえ燃え尽きてしまうものになるようだ」


「もう大きな支えはどこにもないのかもしれないし、そういう状況になることがあるようだ。でもセバスチャンはそのことについては僕に話していない」


 フェラーリに栄光をもたらす者には大きな報いがある一方で、それに失敗したものはイタリア中からの怒りを誘発してしまうとブルツは主張する。


「単なるレースへの情熱以上のものがある。国からのプレッシャーがあるのは本当で、ドライバーはそれを切り抜けなければならない」


「フェラーリはドライバーへの要求が厳しい。彼らはドライバーがチームを前進させているときはとても良くしてくれるが、結果が出ないと突如としてしっぺ返しを食らわせてくる。それに彼らは仕事と質という彼らの伝統を守ろうとするだろう」


「摩擦は常にある。ドライバーだけでなく、彼らは長年の間に何人もチーム代表を交代させてきた。それは外的要因だけでなく、ライフスタイルも原因だと思う。その組み合わせは厄介なものだろう」


「ミハエル・シューマッハー、ロス・ブラウン、ジャン・トッドの時代を振り返ると、チームはレベルが高く非常に強力で成功を収めていた。それにイタリア人からのプレッシャーも、それをなんと呼ぼうが、はねのけることができていた」


「彼らが去ってからのフェラーリは、彼ら自身の期待を下回っている」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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