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フェラーリF1との合意の内容開示を求める7チーム合同声明に対し、FIAは「機密性は司法規律で規定」と主張

2020年3月6日

 3月5日(木)、FIAは、フェラーリとの和解合意の内容を明らかにするよう7チームから要求された件について新たに声明を発表し、内容の機密性は司法規律で規定されていることだと主張した。


 2019年シーズンの後半、フェラーリはパワーユニットの燃料流量規則に違反しているのではないかという噂が流れた。フェラーリはこの噂を全面的に否定し、FIAが調査を行った結果、フェラーリのパワーユニットに違反は見つからなかった。FIAは2月28日に声明を発表し、フェラーリのパワーユニットに関する調査を終えたこと、またフェラーリとの間で和解合意に達したことを明らかにした。


 しかしフェラーリ製パワーユニットを使用していない7チーム(マクラーレン、メルセデス、レーシングポイント、レッドブル、ルノー、アルファタウリ、ウイリアムズ)は、この和解合意の内容が明かされなかったことに反対し、合意の内容を明かすよう3月4日に合同で声明を出した。


 この7チーム合同による声明発表を受けて、FIAはさらなる声明を発表。それによると、和解合意の機密性は司法規律に則って定められているという。


 FIAが新たに発表した声明の内容は、以下の通りだ。


「FIAフォーミュラ1世界選手権に参加するすべての競技者に資格があることを理由に、FIAはスクーデリア・フェラーリのパワーユニットについて技術的な分析を行った」


「2019年シーズンの間に行われた広範囲にわたる徹底的な調査により、スクーデリア・フェラーリのPUはFIAの規則の範囲内で作動していないと見なされる可能性があった。スクーデリア・フェラーリはその疑いに堅く反対し、パワーユニットは常に規則に準拠して作動していると繰り返し主張した。FIAは完全には納得していなかったが、問題の複雑さと、違反の明白な証拠を提供することが不可能であることを理由に、必ずしもさらなる措置が決定的な論拠にはならないと結論づけた」


「とりわけそのような訴訟結果の不確実性の観点から、長期の訴訟を伴うというネガティブな結果を避けるため、そして選手権と利害関係者の利益を最優先して、FIAは司法規律(JDR)4条(?)に従い、この出来事を終了させるためにフェラーリと効果的で抑止力のある和解契約を締結することを決定した」


「この種の契約は、あらゆる懲戒制度の必要不可欠な要素として広く認められている法的手段であり、多くの公共団体やスポーツ連盟の紛争処理に利用されている」


「和解合意の条件の機密性はJDR4条(?)によって規定されている」


「このスポーツと、FIAフォーミュラ1世界選手権の機関としての信用を守るために、FIAはすべての必要な措置を講じる」



(autosport web)




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