F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

これだけ知っていれば、もう戸惑うことなし/F1基礎用語辞典(4)

2020年2月5日

 F速やF1中継でよく目に&耳にする用語を総括。『あいうえお』順の辞典形式でまとめてみた。


・ハイドロプレーニング
水膜の厚い路面を走行中、タイヤの排水能力が追いつかず、水膜の上にタイヤが載ってしまい(つまり、車両が水に浮いた状態)、タイヤトレッド面が路面と接地していない状態を指す。こうなるとステアリング操作が効かなくなったり、駆動力が伝わらなくなったりし、コントロール不能に陥る。アクアプレーニングとも言う。


・バックマーカー
周回遅れの車両、あるいはドライバーのこと。


・パワーエフェクト
エンジンの馬力が10馬力上がるとラップタイムがコンマ何秒上がるのかを表す指標。この場合のラップタイムは、テストする機会が多く最大公約数的なコース特性を持つバルセロナ・カタルーニャ・サーキットを基準とするのが一般的。


・パワーユニット
2013年まではエンジンが車両を動かす主役だったが、14年からはエンジンに2種類のエネルギー回生システムを組み合わせたパワーユニットが動力源。レギュレーション上、パワーユニット(Power Unit:PU)は以下6つのコンポーネントで構成される。 ICE(エンジン)、TC(ターボチャージャー)、MGU-H(熱エネルギー回生システム)、MGU-K(運動エネルギー回生システム)、ES(エネルギー貯蔵装置)、CE(制御ユニット)だ。1シーズンあたりに使用できる基数に制限があり、19年はICE、TC、MGU-Hが年間3基、ES、CE、MGU-Kが年間2基までに制限。20年は22戦あることもありMGU-Kの使用制限が3基まで緩和されている。


・バンピー
路面がスムーズではなく、凹凸が多く荒れた状態。


・ピットスタート
スターティンググリッドから正規にスタートせず、ピットレーン出口からスタートすること。規定時間内にスターティンググリッドにつけなかった場合、あるいは規定外の作業を行った場合、また、ペナルティを科された場合にピットレーンスタートとなる。


・ファステストラップ
レース中に記録された最速のラップタイム。優勝、ポールポジションとともに公式記録となる。


・フォーメイションラップ
レーススタート前に全車がスロー走行でコースを1周すること。この間、ドライバーは車両の機能チェックを行ったり、急ブレーキを踏んでブレーキを適正な温度まで温めたり、蛇行してタイヤ表面を適正な温度まで高めたりする。この間、追い越しは禁止。フォーメイションラップ開始時に発進できなかった場合は、最後尾グリッドに着くか、ピットレーンスタートとなる。


・フューエルエフェクト
レース中は周回を重ねるごとに燃料が消費されるため、車重は軽くなる。軽くなったことによるラップタイムの短縮効果分を、10?軽くなるごとにコンマ何秒縮まるといった尺度で表現する。


・プライベーター
個人オーナーによって運営されるチームのこと。自動車メーカーが主体となって参戦する『ワークス』と対になる表現。2020年の参戦チームでは、レッドブル、マクラーレン、ウイリアムズ、レーシングポイント、アルファタウリ、ハース、アルファロメオがプライベーター。


・フロービズ
車体表面の空気の流れを可視化する技術。『Flow Visualization』の略。可視化したいボディ表面に特殊な塗料を塗って走行すると、走行後の塗料の様子から、渦の発生状況や進行方向、剥離点を把握することができる。エアロレイクと同様、フリー走行やテスト時に行われることが多い。


・フロントリミテッド/リヤリミテッド
コースの特性からフロントタイヤに厳しく、その摩耗や劣化がタイヤ選択やタイヤ交換戦略に影響を与えるサーキットをフロントリミテッド、リヤタイヤがカギを握る場合をリヤリミテッドと表現する。


・フロントロウ
スターティンググリッドの最前列のこと。つまり、ポールポジションと予選2番手。


・ペイドライバー
実力や成績よりもむしろ、ドライバーを支援するスポンサーからの資金提供が見込めるため起用された(とされる)ドライバー。ただし、ペイドライバーは必ずしも実力が伴わないわけではない。


・ホイールスピン
タイヤが空回りしている状態。タイヤのグリップ能力以上に駆動力を与えた場合や、タイヤの劣化が激しくてグリップ能力が低下した場合、またウエット路面などで路面のミュー(摩擦係数)が低い場合などに起こりやすい。


・ボックス
ピットの俗称。タイヤ交換のためドライバーに無線で「ピットに入れ」と指示する際、「ボックス、ボックス、ボックス」のように連呼して指示を出す。


・ポール・トゥ・ウイン
ポールポジションからレースをスタートし、そのまま優勝すること。



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP