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ラッセル&メルセデスがトップ。ルクレール、クラッシュで走行切り上げ/アブダビF1タイヤテスト最終日

2019年12月5日

 アブダビのヤス・マリーナ・サーキットでの2日間にわたるF1タイヤテストが、12月4日に終了した。最終日には全10チーム11人のドライバーが走行、最速タイムをマークしたのはメルセデスの作業を担当したジョージ・ラッセルだった。


 2020年のF1タイヤを最終決定するため、ピレリは全チームに対して、2019年型タイヤと2020年用に開発したタイヤの両方で走行し、比較するチャンスを提供した。2日とも、チームはセッション序盤のみ、空力測定デバイスを装着しての走行が許され、その後はタイヤ評価の作業に専念した。


 メルセデスは2日目、ジュニアドライバーで現在ウイリアムズに所属するラッセルを起用した。ラッセルは145周のなかで1分37秒204(2020年C5タイヤ)を記録、この日のトップに立った。前日メルセデスのバルテリ・ボッタスがマークしたタイムには及ばず、ボッタスが2日間総合のトップとなった。

2019年F1アブダビテスト2日目 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2019年F1アブダビテスト2日目 ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 2番手に続いたのはフェラーリのシャルル・ルクレール。ルクレールは現地16時ごろにターン14のバリアにクラッシュ。チームによると縁石に乗ってコントロールを失ったということだ。ルクレール自身にけがはなかったものの、マシンのダメージは大きかったため、チームはコース復帰を諦め、予定より約2時間早く作業を切り上げた。ルクレールは103周を走るなかで、自己ベストタイム1分37秒401(2019年C5タイヤ)を記録している。


 レーシングポイントのランス・ストロールが1分37秒999(2020年C5タイヤ)で3番手、4番手にはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが続いた。ガスリーはこの日走行した全ドライバー中最多の146周を走り、1分38秒166(2020年C5タイヤ)をマークした。ガスリーは非常に充実した一日だったとコメントしている。

2019年F1アブダビテスト2日目 ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト2日目 ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)


 5番手はマクラーレンのカルロス・サインツJr。サインツは、午前中にピットレーンで低速走行していたストロールを抜こうとした際に、エアロレイクの幅を考慮せずに動いたため接触。エアロレイクにダメージを負い、作業に影響が生じた。サインツのベストタイムは1分38秒729(2020年C5タイヤ)だった。

2019年F1アブダビテスト2日目 ランス・ストロール、カルロス・サインツJr.
2019年F1アブダビテスト2日目 ランス・ストロール、カルロス・サインツJr.


 ルノーでの2日目を迎えたエステバン・オコンが、1分38秒950(2019年C4タイヤ)で6番手。続く7番手はレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンだった。アルボンは139周を走りこみ、2019年C4タイヤで自己ベストタイム1分39秒181をマークし、レッドブルのテスト作業を締めくくった。

2019年F1アブダビテスト2日目 アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト2日目 アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 8番手はハースのテストドライバー、ピエトロ・フィッティパルディで、タイムは1分39秒682(2019年C5タイヤ)。9番手には1分39秒811(2020年C5タイヤ)でアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィが続いた。


 10位と11位はウイリアムズのニコラス・ラティフィとロイ・ニッサニーだった。2020年ウイリアムズからF1デビューを果たすことが決まったラティフィは、契約発表後初めてウイリアムズで走行。107周を走り2020年C4タイヤで1分40秒188をマークした。元F2ドライバーのニッサニーは、テスト1日目に続き2日目午前中にもドライブ。1分43秒892(2020年C4タイヤ)が自己ベストタイムだった。


 2日間にわたるテストはこの日で終了。この後、来シーズン、2020年用に開発されたタイヤを使うのか、2019年タイヤを継続するのかが決定される。



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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