最新記事
- 【正式結果】2024年F1第5戦中国GP スプリント
- フェルスタッペンが今季初スプリントを制す。...
- 【角田裕毅F1第5戦展望】走行後の無線が物語...
- 【F1第5戦中国GP週末の要点】雨を味方につけ...
- 【タイム結果】2024年F1第5戦中国GPスプリン...
- F1、フォーミュラE、ヒストリック。2024年モ...
- F1中国GP FP1:唯一のフリー走行はストロール...
- 【タイム結果】2024年F1第5戦中国GPフリー走...
- 5年ぶりのF1中国GPで、ドライバーたちが路面...
- 複数のチームから関心が向く角田には「ベスト...
- レッドブルF1のエイドリアン・ニューウェイに...
- 鈴鹿を走り込んだ岩佐に期待したRB。FP1デビ...
F1第9戦オーストリアGP 決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2019年7月1日
2019年F1第9戦オーストリアGP決勝で6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。
■アルファロメオ・レーシング
アントニオ・ジョビナッツィ 決勝=10位
初ポイントを記録できて、本当にうれしい。すばらしい気分であると同時に、やっと重い肩の荷を下ろせたと感じている。今日はこれ以上の成績は望めなかったと思う。2台がトップ10に入れて本当によかったよ。
昨日の予選はすごくポジティブだったのに、今日のレースはとても厳しかったんだ。レースの大半を通じて、(セルジオ・)ペレスに背後からプレッシャーをかけられていたけど、僕はどうしてもこの1ポイントが欲しかった。
今日は僕らが続けてきた仕事が報われたのだと思う。ただ、ここで気を抜かずに前進を続けなければならない。フランス以降、チームとしては正しい方向へ歩み出している。これを続けていかないとね。
キミ・ライコネン 決勝=9位
ポイントを獲れたのだから、満足してもいいだろう。チームにとっていい結果だった。
スタートはうまく決まって、序盤の数周もまずまずだった。ただ、それ以降はちょっと厳しかったね。あのあたりのクルマと戦うには少しスピード不足を感じ、同じレベルのドライバーと争う時には、タイヤのケアをしなければならなかった。タイヤを十分に長く持たせながら、なお十分に速く走ろうとするのは、綱渡りのようなものだ。その点では少し残念だけど、最終的には悪くない成績だった。
まだ改善できる余地がいろいろとある。フィーリングとしては昨日の方がわずかに良かったが、全体としてのパフォーマンスは進歩しつつある。
■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 決勝=8位
スゴいレースだった! タフな週末になり、スターティンググリッドも19番手だったのに、ここまで挽回できたのだから最高にハッピーだ。昨日までの僕はフラストレーションを抱えていた。パワーユニット関連のペナルティがあったからだ。だが、今日の朝からは、そのフラストレーションを全部モチベーションに変えてレースに臨んだ。
今日はとても力強いレースができたと思う。ミディアムタイヤで長いスティントを走って、正しいタイミングでハードコンパウンドに履き替えた。それ以降は次々とオーバーテイクが決まって、ポイント圏内まで順位を上げることができた。
今日唯一の失敗は、残り10周になって(ピエール・)ガスリーへのアタックを始めた時に、フロントウイングを傷めてしまったことだ。僕のペースから考えれば、7位は可能だったと思うけど、それ以上のミスを避けるには慎重にドライブするしかなく、それでも最終的には(キミ・)ライコネンの前にとどまることができた。
この喜びをチームのみんなと分かち合いたい。最高のレース、最高の追い上げができたし、チームとしても、またダブルポイントフィニッシュが達成できてよかった。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー 決勝=7位
今日のレースはとても苦労した。ファーストスティントのソフトタイヤではあまりペースがよくなくて、その上、前のグループに引っ掛かった。セカンドスティントでは序盤にプッシュしすぎて、わずか2、3周でハードタイヤを壊してしまった。ひどいブリスターができたため、ペースが上がらず、ランド(・ノリス)を追えなかった。
マックス(・フェルスタッペン)を見ると今回入れたアップグレードがうまく機能しているのが分かるから、それはいいことだ。彼は最高の仕事をした。それはポジティブな要素だよ。次のシルバーストンが楽しみだ。
僕については、自分のパフォーマンスにはあまり満足していない。もっとうまくコントロールしてレースを走ることができたはずなんだ。競争心が強い人間だけど、自分にはやるべきことがあると分かっている。自分がマシンに望むものをまだ完全には見つけられずにいるから、努力していく必要がある。それでも、マシンがよく機能しているのを確認できたのはいいことだ。今後のレースに向けて方向性が見えていると思うからね。
チームメイトのマックスからたくさんのことを学び、吸収する必要がある。もっといい結果を出したいと思っているし、僕にはそれができることは分かっている。これからも努力し続けるよ。
■マクラーレンF1チーム
楽しいレースだったよ。いいスタートを切って前に出ることができ、ほんの1周ほどとはいえ、メルセデスやフェラーリとバトルができた。でも、そんなポジションは早々にあきらめて、自分のレースを考える必要があったんだ。
1周目にはアルファロメオの1台に、ターン4のアウト側から抜かれてしまった。僕としてはあまり抵抗もできず、それで4番手に下がって、さらに5番手に落ちた。その後はしばらくマックス(・フェルスタッペン)を背後に抑えて、ポジションを維持できた。最初の数周はタイヤをセーブしていた。そして、タイヤは大丈夫とわかった段階でプッシュし始め、その後はやるべきことをやった。つまり、ギャップを築いて、ピットに入り、それ以降はペースのマネジメントをしたわけだ。
ミディアムを履いたので、いったいどこまでやれるか、あるいはスティントの終盤にはタイヤがどうなるか、少し不安なところもあった。最後の数周はガスリーにプッシュされたけど、僕はタイヤを持たせるためにやるべきことをしていて、余計なリスクを冒したくなかっただけだ。本当にプッシュする必要があれば、まだかなり余裕はあったよ。
サーキットのスタッフだけでなく、ファクトリーにいる人々も含めて、マクラーレン・チーム全体に心からありがとうと言いたい。僕のホームレースがますます楽しみになってきた!
(autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 77 |
2位 | セルジオ・ペレス | 64 |
3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
4位 | カルロス・サインツ | 55 |
5位 | ランド・ノリス | 37 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 32 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 24 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 24 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 141 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 120 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 69 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 34 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 33 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |