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F1第9戦オーストリアGP 決勝トップ10ドライバーコメント(1)

2019年7月1日

 2019年F1第9戦オーストリアGP決勝で6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。


■アルファロメオ・レーシング
アントニオ・ジョビナッツィ 決勝=10位

2019年F1第9戦オーストリアGP アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
2019年F1第9戦オーストリアGP アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)

 初ポイントを記録できて、本当にうれしい。すばらしい気分であると同時に、やっと重い肩の荷を下ろせたと感じている。今日はこれ以上の成績は望めなかったと思う。2台がトップ10に入れて本当によかったよ。


 昨日の予選はすごくポジティブだったのに、今日のレースはとても厳しかったんだ。レースの大半を通じて、(セルジオ・)ペレスに背後からプレッシャーをかけられていたけど、僕はどうしてもこの1ポイントが欲しかった。


 今日は僕らが続けてきた仕事が報われたのだと思う。ただ、ここで気を抜かずに前進を続けなければならない。フランス以降、チームとしては正しい方向へ歩み出している。これを続けていかないとね。


キミ・ライコネン 決勝=9位

2019年F1第9戦オーストリアGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)
2019年F1第9戦オーストリアGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)

 ポイントを獲れたのだから、満足してもいいだろう。チームにとっていい結果だった。


 スタートはうまく決まって、序盤の数周もまずまずだった。ただ、それ以降はちょっと厳しかったね。あのあたりのクルマと戦うには少しスピード不足を感じ、同じレベルのドライバーと争う時には、タイヤのケアをしなければならなかった。タイヤを十分に長く持たせながら、なお十分に速く走ろうとするのは、綱渡りのようなものだ。その点では少し残念だけど、最終的には悪くない成績だった。


 まだ改善できる余地がいろいろとある。フィーリングとしては昨日の方がわずかに良かったが、全体としてのパフォーマンスは進歩しつつある。


■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 決勝=8位

2019年F1第9戦オーストリアGP カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
2019年F1第9戦オーストリアGP カルロス・サインツJr.(マクラーレン)

 スゴいレースだった! タフな週末になり、スターティンググリッドも19番手だったのに、ここまで挽回できたのだから最高にハッピーだ。昨日までの僕はフラストレーションを抱えていた。パワーユニット関連のペナルティがあったからだ。だが、今日の朝からは、そのフラストレーションを全部モチベーションに変えてレースに臨んだ。


 今日はとても力強いレースができたと思う。ミディアムタイヤで長いスティントを走って、正しいタイミングでハードコンパウンドに履き替えた。それ以降は次々とオーバーテイクが決まって、ポイント圏内まで順位を上げることができた。


 今日唯一の失敗は、残り10周になって(ピエール・)ガスリーへのアタックを始めた時に、フロントウイングを傷めてしまったことだ。僕のペースから考えれば、7位は可能だったと思うけど、それ以上のミスを避けるには慎重にドライブするしかなく、それでも最終的には(キミ・)ライコネンの前にとどまることができた。


 この喜びをチームのみんなと分かち合いたい。最高のレース、最高の追い上げができたし、チームとしても、またダブルポイントフィニッシュが達成できてよかった。


■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー 決勝=7位

2019年F1第9戦オーストリアGP ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第9戦オーストリアGP ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)

 今日のレースはとても苦労した。ファーストスティントのソフトタイヤではあまりペースがよくなくて、その上、前のグループに引っ掛かった。セカンドスティントでは序盤にプッシュしすぎて、わずか2、3周でハードタイヤを壊してしまった。ひどいブリスターができたため、ペースが上がらず、ランド(・ノリス)を追えなかった。


 マックス(・フェルスタッペン)を見ると今回入れたアップグレードがうまく機能しているのが分かるから、それはいいことだ。彼は最高の仕事をした。それはポジティブな要素だよ。次のシルバーストンが楽しみだ。


 僕については、自分のパフォーマンスにはあまり満足していない。もっとうまくコントロールしてレースを走ることができたはずなんだ。競争心が強い人間だけど、自分にはやるべきことがあると分かっている。自分がマシンに望むものをまだ完全には見つけられずにいるから、努力していく必要がある。それでも、マシンがよく機能しているのを確認できたのはいいことだ。今後のレースに向けて方向性が見えていると思うからね。


 チームメイトのマックスからたくさんのことを学び、吸収する必要がある。もっといい結果を出したいと思っているし、僕にはそれができることは分かっている。これからも努力し続けるよ。


■マクラーレンF1チーム
 楽しいレースだったよ。いいスタートを切って前に出ることができ、ほんの1周ほどとはいえ、メルセデスやフェラーリとバトルができた。でも、そんなポジションは早々にあきらめて、自分のレースを考える必要があったんだ。


 1周目にはアルファロメオの1台に、ターン4のアウト側から抜かれてしまった。僕としてはあまり抵抗もできず、それで4番手に下がって、さらに5番手に落ちた。その後はしばらくマックス(・フェルスタッペン)を背後に抑えて、ポジションを維持できた。最初の数周はタイヤをセーブしていた。そして、タイヤは大丈夫とわかった段階でプッシュし始め、その後はやるべきことをやった。つまり、ギャップを築いて、ピットに入り、それ以降はペースのマネジメントをしたわけだ。


 ミディアムを履いたので、いったいどこまでやれるか、あるいはスティントの終盤にはタイヤがどうなるか、少し不安なところもあった。最後の数周はガスリーにプッシュされたけど、僕はタイヤを持たせるためにやるべきことをしていて、余計なリスクを冒したくなかっただけだ。本当にプッシュする必要があれば、まだかなり余裕はあったよ。


 サーキットのスタッフだけでなく、ファクトリーにいる人々も含めて、マクラーレン・チーム全体に心からありがとうと言いたい。僕のホームレースがますます楽しみになってきた!



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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