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ベッテルのペナルティへの再審請求が却下、カナダの2位が確定。7つの新情報提出も勝利を取り戻せず、フェラーリが失望のコメント
2019年6月22日
フェラーリはF1カナダGPでセバスチャン・ベッテルに与えられたペナルティに関する再審請求を行ったが、レーススチュワードは検討の末、これを退けた。提出された情報を調べた結果、重要かつ関連ある新たな証拠ではないと判断したためだ。
ベッテルはカナダGP決勝でコースオフした後、安全な形でコースに戻らなかったとして、5秒のタイムペナルティを科された。そのため、トップでフィニッシュしたにもかかわらず、2位に降格され、ライバルであるメルセデスのルイス・ハミルトンが優勝を獲得した。
FIAの国際モータースポーツ競技規則には、チームが新しい証拠を提出する場合、ペナルティに関する再審を求める権利があると定められているため、これに基づき、フェラーリは再審請求を行った。これを受けてF1フランスGPの金曜、ヒアリングが行われ、カナダGPのスチュワードが集まり、フェラーリの代表者として出席したスポーティングディレクター、ローレン・メキーズの話を聞き、提出された情報を調べた。
その結果、スチュワードは、再審に必要である「その当時に関係者が得ることができなかった、重要かつ関連ある新しい要素」はないとの結論を出した。そのため、再審議は行われず、フェラーリが勝利を取り戻す可能性はなくなった。
ヒアリング前にメキーズは、「非常に確かな証拠」があると述べていた。フェラーリは7つの要素を提出したが、そのうちベッテルのマシンのテレメトリーデータの分析、ベッテルおよびハミルトンのオンボードカメラなどによる映像分析、レース後のビデオイメージ、ハミルトンとベッテルのGPSデータの分析、ベッテルの証言の5つについては、「競技終了前に入手できたもの」であるとスチュワードに判断された。レース後にF1 Limitedが発表したベッテルのフェイスカメラの映像は、「新しい要素であるが、この映像に含まれる証拠は他の入手可能な映像でも見ることができ、重要かつ関連ある証拠ではない」とされ、レース後にSky Sportsが放送したカルン・チャンドックによる映像分析は「新しい要素だが、第三者の個人的意見であり、重要かつ関連ある証拠ではない」とみなされた。
この決定を受け、ベッテルは「残念な結果だ」とコメントした。
「僕自身、チーム、F1自体、そしてファンにとって、残念な結果だ。(証拠が認められる)可能性はあると僕らは考えていたが、FIAの考えは違った」
チーム代表マッティア・ビノットは次のような声明を発表している。
「この決定に関して多くのことを申し上げるつもりはないが、フェラーリの全員が非常に失望し、落胆しているのは間違いない」
「フェラーリにとって、さらにファンと我々のスポーツにとって残念なことだ。しかしこれ以上の発言を行うつもりはない」
(autosport web)
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3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/23(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |