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GPDA会長のブルツ、「危険なコース復帰に対して、スチュワードは一貫性のある裁定を下した」と主張

2019年6月13日

 GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の会長を務めるアレクサンダー・ブルツは、F1がルール解釈に関して“最高の完全性”を追求したことが、F1第7戦カナダGPでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に物議を醸すペナルティを与えることにつながったと述べている。


 かつてベネトンやウイリアムズのドライバーであったブルツは、現在GPDAの活動を率いている。ブルツは、ドライバーとチームは長年にわたりFIAに明確さと精度を強く求めており、もはやそれぞれのケースについて個々の利益に基づき裁定が下されることはないと考えている。


「このペナルティが理にかなっていないと考えている関係者は間違えている。なぜなら長年にわたりインシデントや問題があり、ドライバーとチーム代表はFIAに対して何が許されて何が許されないのかという点を明確にするための開かれた議論を求めてきた。非常に細部にまで及ぶ動きだ」とブルツは説明した。


「何年にもわたるプロセス全体を経て、我々は今の状況にある」


「この件についてFIAやスチュワードを非難するのは難しいし、私は話をするなかでそうはしたくない。この議論全体においては、内容が少し個人的なものになってしまう」


「我々は最高の完全性、利益か不利益か、ペナルティを与えるか与えないかといったことを追求している」


「そのために、このような状況になった。ひとつの状況について、他に類似する6件や10件の前例を参照することなく、裁定を下そうと取り組んでいる」


「実際にはすべての状況は異なっている。それは、多くのことが影響するからだ」


 ブルツはベッテルが過ちを犯したわけではないと考えているが、基本的なルール、参照されるべき前例、また一貫性を保つ必要から、スチュワードは彼にペナルティを与えないわけにはいかなかったのだという。


「物理的な動きと見ることもできる。芝生の上に出てしまったので、適切な軌道にマシンが戻るまで修正する。そうしたわけで、ルイスの進路を断って押し出そうという意図はなかった」


「もちろん、限界までプッシュすれば、ドライバーはミスを犯すこともある。もしミスをしそうになったら、対処しなければならない」


「ミスを切り抜けられたら素晴らしい。切り抜けられなかったら、チャンスを失ったということだ。これは当然のことだ。これはレースなのだから」


「昨年鈴鹿でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が滑りやすく埃の積もった人工芝の上に出た後コースに戻り、コースの反対側にスライドしてアウト側に行こうとしていたキミ・ライコネン(当時フェラーリ)に接触したが、この件についても私は同じ意見だ。マックスは5秒ペナルティを科された」


「この件については、『FIAはマシンをコントロールできる状態かそうでないかにかかわらず、今回のケースでは危険なコース復帰に非常に一貫性のある裁定を下した』ということになるだろう」


「彼らはこのケースは5秒ペナルティの対象だと判断した」


「ベッテルは、芝生の上である程度スピードが落ちていた。もちろん彼はレースを続けたいのだから、ある時点でパワーを戻すだろう。そうすることは彼の権利だ」


「テレビでは彼は強引に見えたかもしれないが、彼がルイスの前に意図的に出たとは思わない。なぜなら軌道を戻した後、彼の頭はミラーを見るように動いていたからだ」


「したがって、私はこの動きがペナルティの対象だとは見ていない。同様に鈴鹿でのフェルスタッペンについてもペナルティを与えることはしないだろう」


「しかしながら、双方のケースはとても似通っており、FIAは同じペナルティを科した。だからそのことは受け入れなければならない」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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