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ホンダF1甘口コラム 第5戦スペインGP編:アップデート効果でフェラーリと互角の戦いに持ち込めたレッドブル

2019年5月20日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブル、トロロッソの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のレッドブル、トロロッソのコース内外の活躍を批評します。2019年F1第5戦スペインGPを甘口の視点でジャッジ。

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 開幕戦のオーストラリアGP以来、今シーズン2度目の表彰台を獲得したレッドブル・ホンダ。この結果は、開幕戦以上に意味のある結果だと言っていい。

 まず開幕戦のオーストラリアGPの舞台であるアルバートパーク・サーキットは市街地コースのため、路面もバンピーでストレートをコーナーでつないだ独特のコース。さらに事前にテストもしていないため、車体の性能差が出にくい。

 それに対して、今回スペインGPが行われたカタロニア・サーキットは、開幕前にテストが2回行われ、走りこまれた勝手の知ったコース。しかも、開幕から8週間が過ぎ、どのチームもアップデートした最新のパーツを持ち込んでいた。つまり、真の実力が反映されるサーキットだといっていい。
 ライバルであるメルセデスは、新しい空力パーツを複数持ち込めば、フェラーリは空力パーツだけでなく、2基目のICE(エンジン)を自チームの2台のマシンにのみ投入してきた。

 その中でレッドブルは予選でマックス・フェルスタッペンが、フェラーリのセバスチャン・ベッテルにわずか0.085秒及ばないタイムで2列目4番手を獲得。

 前戦アゼルバイジャンGPではペナルティを受けていたため、予選での戦い方に妥協を強いられていたピエール・ガスリーが、フェラーリのシャルル・ルクレールのコンマ2秒差の6位につけた。

 第2戦バーレーンGPと第3戦中国GPではフェラーリにやや水を開けられていたホンダだが、アゼルバイジャンGPでのスペック2投入とスペインGPでの車体のアップデートによって、パッケージとしてはフェラーリとの差を開幕戦からさらに縮めた格好となった。

 ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターも「ここはテストで走り込んでいるサーキットで、他のチームもクルマをアップデートしてくるので、第二の開幕戦と言われています。そのため、われわれも期待していたグランプリでした。このスペインGPでフェラーリと互角に戦って、1台は前に行けたことは、われわれが着実に前進している結果だと思います」と、評価していた。





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