F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダF1甘口コラム 第2戦バーレーンGP編:開幕2戦でノートラブルは復帰後初。確かな信頼性でPU開発にも弾み

2019年4月8日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブル、トロロッソの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のレッドブル、トロロッソのコース内外の活躍を批評します。2019年F1第2戦バーレーンGPを甘口の視点でジャッジ。

----------------------------

 開幕戦オーストラリアGPに続いての2戦連続の表彰台獲得はならなかったが、今年のバーレーンGPはホンダにとって、2015年に復帰して以降、初めて成し遂げたことが2つもあったレースとなった。

 ひとつは、開幕戦から2戦連続でホンダ製パワーユニット(PU/エンジン)を搭載するマシンがレースを完走した。ホンダが開幕2戦でノートラブルで走りきったのは、2015年にF1に復帰して以降、今回が初めてのことだった。

 2015年はジェンソン・バトンは完走したが、フェルナンド・アロンソの代役として出場したケビン・マグヌッセンはスタート前のレコノサンスラップでパワーユニットにトラブルが発生してDNS(スタート前、出走棄権)。

 2戦目のマレーシアGPは2台そろってリタイアした。2016年は開幕戦のオーストラリアGPではパワーユニットに問題は発生しなかったが、2戦目のバーレーンGPでバトンのエンジンに問題が発生してリタイアしていた。

 トラブルが頻発した2017年も、開幕2戦に限れば、じつはホンダPUにトラブルが発生したわけではないのだが、この年はマクラーレン側の車体トラブルも多く、開幕戦ではフロア破損。2戦目の中国GPではストフェル・バンドーンが燃圧低下、アロンソはドライブシャフト破損でリタイアした。

 マクラーレンからトロロッソにパートナーを変更した2018年は、2戦目のバーレーンGPでピエール・ガスリーが4位を獲得していたが、そのガスリーは開幕戦でMGU-Hのトラブルに見舞われてリタイアしていた。

 それが今年は2戦を終えて、ホンダPUはもちろん、レッドブルの車体にも、トロロッソの車体にも問題は発生することなく、4台がそろってチェッカーフラッグを受けた。これはホンダPUの信頼性が5年目に入って大きく向上している証左である。

 信頼性の向上は、さまざまなデータを収集でき、カナダGPでの投入が噂されているスペック2の開発にも大きな影響を与え、より開発がスピードアップするものと考えられる。





レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP