F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

バルテリ・ボッタス、ラリーデビュー戦でステージウインを記録し見事5位で完走

2019年1月29日

 メルセデスAMGペトロナス・モータースポーツからF1に参戦するバルテリ・ボッタスが、1月24〜25日にラリー競技デビュー戦となるアークティック・ラップランド・ラリーで現行規定WRカーのフォード・フィエスタWRCをドライブ。初挑戦のSSでステージウインを飾るなど順応性の高さを披露し、総合5位完走を果たした。


 現役F1ドライバーでありながら、北極圏で開催される“世界一美しいラリー”に参戦することを決めたボッタスは、元WRC世界ラリー選手権王者マーカス・グロンホルムのコドライバーを長年務めてきたティモ・ラウティアイネンとともに事前テストにも参加。


 そこでWRカーでのスノードライビングを初体験すると、そのままラリーウイークへと突入しレッキとシェイクダウンをこなし、いよいよラリー本戦デビューの瞬間を迎えた。


 そのボッタスに立ちはだかったのは、各国地域選手権でトップカテゴリーマシンとして使用されるR5規定ラリーカーをドライブするフィンランド国内選手権トップランナーたちで、この難易度の高いイベントも彼らは、ステージにあるコーナーの曲率までも知り尽くしている。


 対するボッタスは、昨季のWRCチャンピオンに輝いたマシンとほぼ同一スペックの最新WRカー+現役F1ドライバーという組み合わせをもってしても、パワーで劣るR5規定マシンに遅れを取る展開を余儀なくされる。


 SS1では7番手、SS2では9番手タイムでラリーを進めたボッタスは、続く3ステージ目でドライビングのリズムをつかみ総合5番手に浮上。そのまま初日全5SSを走破し、ポジションを落とすことなく最終サービスへと帰還した。


 明けた土曜のデイ2にも全5SSが設定されるなか、ボッタスはさらにフィエスタWRCの特徴を掴むと、ループステージとして3度目の登場となった全長3.5kmのショートステージSS8で、総合争い4番手につけるライバル、ヘンリク・ピエタリネン(シュコダ・ファビアR5)を約2.3秒上回り自身初のSSベストタイムをマーク。

いきなりのWRカードライブながら、見事初戦完走を飾ったバルテリ・ボッタス

デイ1金曜午後には40km超のナイトステージも用意されるなど、デビュー戦にして高難度のラリーを見事走破

長年マーカス・グロンホルムの僚友を務めたティモ・ラウティアイネンが指南役となった


 残る2SSをそのままの勢いで総合4位浮上を狙いチャージを仕掛けるも、フィンランド選手権レギュラーの意地にかけて反応を見せたピエタリネンが連続ベストを記録して勝負あり。しかしボッタスは初挑戦のラリーで見事にフィニッシュランプへ帰還し、総合5位完走を果たした。


 また同ラリーでは、グロンホルムの息子であり過去3シーズンにわたってWorldRX世界ラリークロス選手権にも参戦したニクラス・グロンホルムもラリーデビューを果たしており、シュコダ・ファビアR5をドライブ。


 今季WRCでシトロエン・ワークスに加入したエサペッカ・ラッピの古巣で、2012年にはSWRCをともに戦ったプリントスポーツ・レーシングからのエントリーだったものの、初日からマシントラブルに見舞われる不運。


 しかし土曜にはラリー2規定の再出走組に回ると、総合68位から17位にまでカムバックする素晴らしいスピードを見せた。


 また、以前からこのラリーへの参戦をライフワークとしている元跳ね馬ドライバーのミカ・サロも同じくシュコダ・ファビアR5でエントリー。SS1では総合43番手と出遅れるも、最終日には総合11位にまで浮上する力走を披露している。


 2日間にわたって開催されたこの2019年アークティック・ラップランド・ラリーを制したのは、マーカス・グロンホルムのいとこであり、フォードやプジョーでワークスドライバーを務めたセバスチャン・リンドホルムの息子、エミール・リンドホルム(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)となっている。

M-SPORTが用意した2018年WRCチャンピオンスペックと同一の『フォード・フィエスタWRC』をドライブ

「トリッキーで難しいステージばかりだったけど、本当に楽しかった」と、満喫のボッタス

総合優勝はフォルクスワーゲン・ポロGTI R5をドライブしたエミール・リンドホルムとなっている



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP