F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスF1代表「慎みと謙虚さを持って取り組めば、ファンは常勝チームでも応援してくれるはず」

2019年1月8日

 メルセデスF1チームの2019年の野望は、フェラーリが持つ6年連続のコンストラクターズタイトル獲得記録(1999〜2004年)に並ぶことだ。しかし、チーム代表を務めるトト・ウォルフは、メルセデスが覇権を握り続ける場合、欠点も出てくると語った。


 他のあらゆるスポーツのように、F1ファンは予想された勝利よりも、予想外の勝利に楽しみを見出すものだ。しかし残念ながら、現在のグランプリレースに番狂わせは存在しない。なぜならメルセデス、フェラーリ、レッドブルという難攻不落のトップ3チームが勝利を独占しているからだ。


 このトップ3チームの中で、2018年の中盤まではフェラーリがメルセデスの覇権を崩すかに見えたが、それでも過去5年間はメルセデスが群を抜いた強さを発揮している。


 メルセデスが圧倒的優位にあることでファンは退屈し、他チームを応援するようになってしまうかもしれない。ウォルフはそうした現状を意識しており、メルセデスが他チームを見下し、うぬぼれないようにすることで、それに対処しようとしている。


 ウォルフは『Reuters』に対し、「ファンの性質としては、劣勢のチームを応援したくなるものだと思う。常勝チームは多少魅力に欠ける」と語った。


「我々がやろうとしていることは、慎みと謙虚さを持ってF1に取り組み、何事も当然のことだと考えないことだ。勝つ資格があるという考えを決して持つべきではない」


「ある程度そのような価値観に忠実であれば、ついてきてくれるファンを増やし続け、応援してもらうことができるだろう。たとえ数レース連続で優勝したとしてもだ」

■6年連続のダブルタイトル獲得を目指すメルセデスF1

 メルセデスがこれまで優勝を重ねてきたことで、チームとルイス・ハミルトンは素晴らしい記録を打ち立ててきた。今後、メルセデスにはフェラーリの6年連続コンストラクターズタイトル獲得記録を超えるチャンスが訪れ、ハミルトンはミハエル・シューマッハーの持つ7回のドライバーズタイトル獲得記録に並ぶ可能性がある。


「ふたつのグループがあるだろう。ひとつは、我々のライバルを応援し、メルセデスがそうした記録を達成しないように願っているグループだ。もうひとつはそれ以外の大勢の人々で、『これはとてもエキサイティングだ。メルセデスはフェラーリの記録を抜けるか? ルイス・ハミルトンはミハエル・シューマッハーの記録に並ぶのか?』と言うだろう」とウォルフは話した。


「これはF1におけるもうひとつの興味深い見方だ」


「我々はフェラーリの持つ史上最多記録の5年連続ダブルタイトル獲得に並んだことでモチベーションを非常に高めているし、6年目の記録達成にも手が届くだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP