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フェルスタッペン、2019年のドライバー選びに関し、チームに意思表示と認める

2018年12月20日

 レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、チームがダニエル・リカルドの後任を探している際に、2019年のチームメイトについて自分の意見を述べたと認めた。


 リカルドが2019年以降への契約更新についてチームと交渉を続ける一方で、フェラーリやメルセデスへの移籍の可能性も探っていたことは広く知られていた。しかし夏にリカルドはルノーF1との契約を発表、関係者をも驚かせた。


 フェルスタッペンは、FORMULE 1の独占インタビューにおいて、改めてリカルドの離脱について語った。


「彼はレッドブルのオーナーのディートリッヒ・マテシッツに対してすでに(残留を)約束していた」とフェルスタッペン。


「僕には理解できないし、チームの誰も理解していない」


「でもこのことについて彼とは話をしていないんだ。結局は僕の問題ではないからね。ダニエルがルノー行きが正しい選択だとなぜ考えたのか、僕には興味はない」


 レッドブルは、後任ドライバーには、ルノーに貸し出していたカルロス・サインツJr.ではなく、2018年にトロロッソ・ホンダで走ったピエール・ガスリーを選んだ。


 すでに高いパフォーマンスを示していたサインツが選ばれなかったのは、トロロッソ時代にフェルスタッペンとの関係がよくなかったからではないかとの推測も持ち上がった。だがサインツは、フェルスタッペンが自分のレッドブル・レーシング入りをブロックしたとの説を否定し、ふたりの関係は良好であったと強調、「彼はそんなことをしない」と発言した。


 しかしフェルスタッペンは、チームがドライバー選考を行う過程で、自分の意見をはっきりと示したと認めた。


 チームメイトについてチームから希望を聞かれたかという問いに対し、フェルスタッペンは「それはない。僕がイエスとかノーとか言う問題ではない。僕が決めることではないんだ」と答えた。


「ただ、うまくいくだろうこと、うまくいかないだろうことについては、ボスにはっきりと伝えた。特定の名前を挙げるつもりはないけどね。僕としてはピエール・ガスリーが来ることを喜んでいる」


 フェルスタッペンは、ガスリーは「速さがあって、とてもいいドライバー」と認めるものの、「僕は誰のことも恐れていない」と自信を示している。



(autosport web)




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