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F1予選でのタイヤ規則見直しが検討も、2019年の変更はなし。「7〜10番手が不利なばかげた状況」は解消されず

2018年12月14日

 F1チームは2019年に向けて予選でのタイヤ規則の変更を検討したものの、合意に至らなかったと、ピレリのヘッド・オブ・カーレーシングのマリオ・イゾラが認めた。そのため、引き続き、予選トップ10のドライバーたちはユーズドタイヤでスタートすることになる。


 現在のレギュレーションでは、予選Q3に進んだドライバーたちはQ2で自己ベストタイムをマークした際に履いたタイヤで決勝をスタートすることが定められている。上位のメルセデス、フェラーリ、レッドブルは時にハード寄りのタイヤでQ3に進出し、11番手以下のドライバーはタイヤを自由に選んでフレッシュタイヤでスタートできる。そのためトップ10のなかで下位となったドライバーが不利になる状況がしばしば見られ、Q3にあえて進まないという戦略をとるチームもあった。


 ピレリのイゾラは、この状況を解決するための規則変更が提案されたと認めた。しかし反対者がいたために2019年に実現する可能性はないという。


「トップ10ドライバーは予選で使ったタイヤでスタートしなければならないという規則を廃止しようという提案があった。だが承認されなかった」とイゾラは言う。


「この時期だと来年の規則を変更するためには全会一致での合意が必要になる。そのため、来年については変更のプランはなくなった」


 この規則についてはドライバーからも批判が出ている。ロマン・グロージャンは、シンガポールGPでの状況について「予選で7番手から10番手のドライバーにとってばかげた状況だった。ハイパーソフトでスタートしなければならなかった」と発言している。


「(予選)13番手の方が7番グリッドからスタートするより有利だなんて悲しい。レース序盤はものすごくゆっくり走らなければならなかった。おばあちゃんのように走って、タイヤを労わる必要があったんだ」


 イゾラは、各グランプリに持ち込むコンパウンド選択をハード寄りにすることで、一部問題の解決を図ろうとしている。


「多少コンサバティブなタイヤセレクトを行えば、予選で最もソフトなコンパウンドではなく中間のコンパウンドを使う理由はなくなる。そうするアドバンテージが減るからだ。それによってこの点ではバランスを取ることができる」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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