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F1 Topic:国内二冠王者の山本尚貴がアブダビGPを緊急訪問。スーパーライセンス取得にホンダもサポート

2018年11月23日

 2018年のスーパーフォーミュラとスーパーGTの国内二冠が輝いた山本尚貴が、アブダビGPを訪れている。


 ダブルタイトルを獲得した山本尚貴は、スーパーライセンスを申請できる40点を獲得しており、その動向が注目されている。山本は金曜日にサーキット入りする予定で、アブダビGP訪問に関する発言は行なっていない。そこでホンダの山本雅史モータースポーツ部長に、今回の訪問の経緯と今後のスーパーライセンス取得に関して、話を伺った。


 まず、アブダビGP訪問に関しては、山本尚貴の希望だったという。


「スーパーGTのタイトルを取った翌日に、あらためて祝福のメッセージを送ったら、『会ってお話ししたいことがある』と返事が来たので、火曜日(11月13日)に都内で会いました。そこで尚貴から『アブダビへ行って、フリー走行1回目からレースまで全セッションを生で見たい。僕の勝手な希望なので、すべて自腹で行きます』という提案を受けた。だから、私のほうも『そこまで言うのなら、パスを用意してあげるから、おいで』ということになりました」(山本雅史部長)


 山本尚貴は月曜日にスーパーGTの祝勝会が東京で予定されているため、レース後すぐに帰国の途につく。そこまでして、アブダビGPに来たのは、彼の中にF1への強い思いがあるからにほかならない。


「カート時代にイタリアで2年間過ごした経験がありますから、そのときからF1への憧れを持っていたんでしょう。こうして今回、スーパーライセンスを取得できる条件が整ったのだから、取りたいと思うのは当然でしょう」(山本雅史部長)


 じつはホンダは2014年に向けて若手がヨーロッパでレースをするためのテストを行い、山本尚貴も参加していた。


しかし、最終的にホンダは伊沢拓也を選び、山本尚貴は選考されなかった。だが、「その悔しさが今年のダブルタイトル獲得のエネルギーになったのではないか」と山本雅史部長は語り、次のように全面的にスーパーライセンス取得のサポートを約束した。


「スーパーライセンスは個人のものですから、最終的には本人が申請することですが、国内で努力して来たドライバーが、いま新たな可能性を手に入れようとしているのだから、そこに対してはホンダも最大限のサポートはしたい」


 アブダビGPを訪れた山本尚貴には、本物のF1はどのように見えるのか。機会があれば、続報をお伝えしたい。



(Masahiro Owari)




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