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トロロッソF1のガスリーとハートレー、鈴鹿に向けブレーキトラブルは解決と確信。ホンダ新仕様PUの再投入にも大きな期待

2018年10月5日

 トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、F1ロシアGPで発生したブレーキの問題をチームはすでに解決したと確信している。


 ロシアGP決勝、ふたりはスタート直後からブレーキに異常を感じ、スピンを喫した後にピットに戻り、早々にリタイアしなければならなくなった。決勝直後、フランツ・トスト代表は「何らかの理由で、フロントブレーキが熱を持ってしまい、キャリパーのピストンのひとつが戻らない現象に陥った。これが原因でブレーキフルード(ブレーキオイル)がオーバーヒートを起こし、“ロングペダル”になってしまった」と説明、しかし前夜からマシンに変更を行っていないにもかかわらず問題が起きたとして、根本原因の調査が必要であると語っていた。


 日本GP直前、鈴鹿に到着したハートレーは「キャリパーがスタックし、オーバーヒートし、ブレーキシステムが高温になった。それでペダルが完全にフロアについてしまうようになった。1周目からすでに“ロングペダル”になっていたんだ」と改めて説明したとCrash.netが伝えた。


「2台同時に同じことが起きたので、何が起きたのか突き止めるのは簡単だ。今年初めてのトラブルだった。冷却関係で違うスペックのものを導入したと思う」


「なぜああいうことが起きたのか、チームはきちんと理解したと思う。スタート直後、トラフィックのなかで走り、燃料をたっぷり積んだ状態だった。3つか4つの条件が重なって問題が起きた」


「今回のレースに向けて問題を解決できないというような心配は全くないと思っている」


 ガスリーも、トラブル再発を防止するため日本GPに向けてブレーキシステムに変更が加えられており、心配はしていないと述べた。


「今シーズンのなかで、この問題が起きたのはソチだけだ」とガスリー。


「チームは原因を突き止めたはずだ。この問題が再発しないよう、システムに少し変更を加えた」


「もちろん走ってみるまで分からないが、今週末を前に問題は解決したと信じている」

■ホンダ“スペック3”パワーユニットがもたらすパフォーマンス向上への期待

 ホンダは今週末のホームグランプリで、最新仕様の“スペック3”パワーユニット(PU)/エンジンを使用することを決めている。


 ロシア金曜に2台にこのアップグレード版を投入した後、まだ調整が必要な部分があるとして、ホンダは旧仕様に戻し、最新仕様の煮詰めを行ってきた。今週になってホンダは鈴鹿で最新仕様を再度投入することを明らかにした。


「何に関するものでもいいからアップデートが導入されるのをずっと待っていた。(オーストリアで入れた)空力アップデートはうまくいかなかったし、長い間アップデートが入れられていなかったからね」とハートレーは語った。ホンダがスペック2を導入したのは6月のカナダGPのことだった。


「ホンダのアップデートに皆が本当に期待している。パフォーマンス向上をもたらしてくれるはずだ」



(autosport web)




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