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F1フランスGP FP2:ハミルトンがトップ、ガスリー10番手もハートレーにトラブル発生
2018年6月23日
FP2セッションの始まる前、FIAはピットレーン通過速度を時速80kmから、モナコやメルボルン並みの60kmに下げる措置を発表した。
ピットレーンが通常のサーキットに比べてかなり狭く、FP1でもガレージから出ようとして曲がり切れず止まってしまったキミ・ライコネンに、ハースやウイリアムズがあわや衝突、というシーンもあった。カメラマンもこのセッションから、ピットロード外側の芝生からしか撮影できなくなってしまった。
午後4時からのFP2は、雲ひとつない快晴の下始まった。気温は29℃、路面温度も51℃まで上昇している。風向きは真逆。FP1でスピンが頻発したターン6は、向かい風になった。
路面温度が高いせいか、序盤はFP1より2秒以上遅いペースに。そんな中、フェルスタッペンがスーパーソフトで1分34秒595のトップタイムを出すが、直後にソフトを履いたボッタスがコンマ4秒以上も差を付けて首位に立った。その後、ルイス・ハミルトンがスーパーソフトでチームメイトをコンマ24秒しのぎ、さらにタイムを更新して行く。
中団勢ではトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが安定した早さを刻み、開始後40分過ぎには1分34秒535の自己ベストで、マックス・フェルスタッペンやライコネンをしのぐ5番手に付けた。
その直後、セルジオ・ペレスがターン7のインに付いた瞬間に左リヤタイヤが脱落。ガレージでの取り付けミスと思われる。これでセッションは、9分間の赤旗中断。
再開後はハミルトンがさらにペースを延ばし、2番手に立ったダニエル・リカルドにコンマ7秒強の差を付けた。その一方バルテリ・ボッタスはマシンがジャッキアップされ、フロアを外して冷却系の確認を始めた。すぐに走り出せる気配はない。最終的に水漏れが見つかり、ボッタスはわずか7周でセッションを終えている。
終了10分前には、順調にロングランを続けていたブレンドン・ハートレーが、ターン8でスロー走行。そのままマシンをコース脇に止めた。「エンジン音がおかしい」と言っており、パワーユニット由来のトラブルの可能性もある。
フランスGP初日は、両セッションともハミルトンがトップ。対照的に選手権を激しく争うセバスチャン・ベッテルは5番手と、例によってひたすらレースに向けての煮詰めに集中していた。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |