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リカルド「絶望の底から、チーム全員で勝利を引き寄せた。今は胸がいっぱいだ」レッドブル F1中国GP日曜

2018年4月16日

 2018年F1中国GP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは優勝を獲得した。
       
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=1位
 ものすごく楽しかった。昨日の状況では、今日、こんな結果を出せるなんて思えなかった。僕にとってだけでなく、メカニックやエンジニアたちにとっても、大きなご褒美だ。彼らの力で勝ち取った勝利だよ。今日のピットストップや戦略も素晴らしかったけど、昨日、(FP3の後、短時間でパワーユニット交換をして)予選に間に合わせてくれた。それがあったからこそ、優勝争いをすることが可能になったんだ。彼らはこの勝利を誇りに思っていい。

ダニエル・リカルド(レッドブル)がシューイ

 プラクティスでのトラブルは彼らのせいで起きたわけではないのに、懸命に作業をしてくれた。それがなければ、今日勝利をつかむことはできなかっただろう。


 決勝をスタートする時点で、表彰台争いはできるかも、と思っていた。でも優勝なんて、思いもしなかったよ。セーフティカーの後、レースの展開が見えてきて、自分たちにチャンスがあると分かった。勝利のにおいを嗅ぎつけたら、絶対それを逃すわけにはいかない。チームは素早い判断で、セーフティカー導入時にダブルピットストップをしてくれた。あの決断が、勝利につながった。

表彰台で感極まって涙を流すダニエル・リカルド

 今は胸がいっぱいだ。インラップでは顔がほころびっぱなしで、ほとんど言葉にならなかった。表彰台では泣きそうになった。記者会見ではレースのことを最初から最後まで思い返し、先週(のバーレーン)でのことも考えた。このスポーツは絶望をもたらすこともあれば、最高の喜びを感じさせてくれることもあるんだよね。さあ、今夜は皆でお祝いだ!

ダニエル・リカルドの勝利をレッドブルチームが祝う



(AUTOSPORTweb)




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