最新記事
- 毎戦ピット作業トラブルに見舞われるキック・...
- 時間との戦いの中でシャシーを修理するウイリ...
- ホンダ、2026年F1参戦に向けた新たなパワーユ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第3戦】...
- マクラーレン代表、2位を失ったのは戦略が原...
- フェラーリF1は予選もレースペースも改善「マ...
- アストンマーティン、アロンソの20秒ペナルテ...
- リカルド、ポジティブな姿勢を崩さず「自分と...
- 実力を発揮できなかったレッドブルと“強み”を...
- 2025年のラインアップを決めるのに時間をかけ...
- 「フェラーリとマクラーレンは一歩先を進んで...
- 2024年F1第3戦オーストラリアGP決勝トップ10...
【レースの焦点】スタートで“奪われたポジション”を取り戻したベッテル/F1ブラジルGP
2017年11月14日
予選終了直後、2位、3位のタイムを記録したフェラーリの2台は、ピットレーンに入らず、ホームストレート上で停止して途方に暮れているように見えた。思わずクスッと笑ってしまうようなシーンで、微笑ましくもあったけれど……。
予選開始の2時間近く前、12時10分にはレースディレクターから全チームに向けて「ここ数戦のケースとは異なり、予選トップ3のインタビューは“パルクフェルメエリアでマシンを降りた直後に”行います」と通達があり「チェッカーを受けた後、トップ3のマシンはピットレーンに入り、通常どおりパルクフェルメエリアに停止してください」等々、詳しい説明がなされていた。
フェラーリはこのNote to Teamsを見過ごしていたか、ドライバーへの伝達がどこかで抜け落ちていたのだろう。
些細なことではあるけれど、いまのフェラーリの現実が垣間見えたシーンだった。Note to Teamsはグランプリ現場での連絡事項で、そこにはセーフティカーライン間で守るべきタイムや、天気予報によってインターミディエイトタイヤの使用が1セット追加されるなど、走行に直接かかわる要件も含まれる。各チームでは、必要な人員全員に、それを確実に伝達するプロセスが確立されているはずなのだ。
単純なミスは、ドライバーにとって笑えるものではなかったはず。小さな綻びでもレースを失うことがあると何度か体験してきた今シーズン。チームの士気を保ち、2018年に向かって上昇する気流を生み出すため“引き締めなければならない”という責任を、いっそう重く感じていたに違いない。
XPB Images
ブラジルGPは、そんなふたりが完璧に走り、ベストを尽くしてマシンの力を最大限に引き出したレースだった。予選Q3でバルテリ・ボッタスにポールポジションを奪われたセバスチャン・ベッテルは、ターン1までの短い加速でボッタスのイン側に並び、“奪われたポジション”を取り戻した。
そしてメルセデスがアンダーカットをしかけた直後の28周目、チームは2.1秒の静止時間でタイヤ交換を行い、ベッテルの首位を守った。
「僕らのペースはほとんど同じだったし、タフなレースだった。週末を通してメルセデスはストレート速度で勝っていて、セクター1とセクター3では間隔を詰めてきた。バルテリが迫ってくる様子をミラーで見ながら走るのは、本当に厳しかったね。引き離そうとしても引き離せなかった」
関連ニュース
3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/23(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※オーストラリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
※オーストラリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
2024年F1カレンダー
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |