F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ハミルトン、F1ウエットタイヤの本数制限を「ばかげた規則」と批判

2017年10月16日

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ウエットウェザータイヤに関する規則を見直すべきだと強く主張している。現在の規則ではウエット路面用タイヤのセット数が厳しく制限されており、そのためにチームとドライバーがプラクティスで使用を控えなければならない場合がある。


 F1日本GP金曜に雨が降り、FP2ではドライバーたちは走行を極端に控えた。コースに出たのは14人、タイムを記録したのは5人。悪コンディションで走ってマシンにダメージを負うリスクを避けるためもあるが、土日が雨になる可能性があったためにタイヤをセーブしたと多くのドライバーたちがコメントした。


 現在の規則では、各ドライバーに1グランプリあたりインターミディエイトは4セット、ウエットタイヤは3セット支給される。FP1またはFP2がウエットであると宣告された場合、インターイディエイトタイヤ1セットが追加されるが、ウエットタイヤの追加はない。


 ハミルトンは、タイヤをセーブするために走行しないのでは、サーキットまで足を運んだファンが気の毒だと語った。


「(ファンは)雨が降っているのにここまで来てくれて、FP2の間ずっと、僕らがコースに出てくるのを待っていた」とハミルトンは鈴鹿で語った。ハミルトンは4周を走り、このセッションのトップタイムを記録した。


「だから僕は出て行って、走っている姿を彼らに少しでも見せたかった」


「僕らにとっては、(FP2では)出て行かない方がよかったんだ。(タイヤが)決勝で必要になるかもしれなかったからだ。もちろんチームとしては、リスクがあるから走らせたくないという気持ちもあるけど」


「ばかげたルールだよ。ファンが一日中、雨の中で座っているというのに、このばかげたタイヤ規則で制限されているから、僕らはコースに出ることができない」


「タイヤがたっぷりあったら、もっと走れるのに」


「もっと制限を緩めてくれれば、僕らはコースに出て行って、ファンにエンターテインメントを提供できる。それが何より大事なことなんだ」


「FP2の間、雨のなか、ずっと座っていて、3台かそこらしか走っているところを見られないなんて。あんまりだと思う」


「心からそう思うよ。これほどばかげた規則はない」


 レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドも同じ意見で、ウエットタイヤの規則を来年ぜひとも変更してほしいと訴えている。


「来年、変更すべきだと思っていることがある。それはタイヤのことだ」とリカルド。


「金曜に(ウエットになった場合)インターミディエイト1セットを追加でもらえるけれど、エクストリームはもらえない。そのためにFP2で走らなかった。土曜にまた雨が降る可能性が高いから、重要な予選のためにセーブする必要があったんだ」


「何台か走ったのはよかった。でもこういうコンディションのセッションで全員を走らせようと思ったら、エクストリームを1セット余計に提供する必要があるだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP