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ペレスとオコンの同士討ちに「容認できない」とフォース・インディアF1ボスが苦言

2017年6月28日

 フォース・インディアF1チームのCOOであるオットマー・サフナウアーは、アゼルバイジャンGP決勝においてチームメイト同士の接触から表彰台のチャンスを逃したことについて「容認できない」と語った。首脳陣は当事者であるセルジオ・ペレスとエステバン・オコンにチームとしての意向を伝える予定だ。


 ペレスとオコンはアゼルバイジャンGP決勝で表彰台を狙える位置を走行していたが、その日2度目となるセーフティカー後のリスタート時に、トリッキーな左曲がりのターン2で接触した。


 この接触でオコンのマシンはタイヤがパンクしたほか、ブレーキダクト、Tウイング、フロアが破損したものの、ピットストップ後に走行を継続できた。


 一方のペレスはトラックロッドが壊れたためチームはレース続行を諦めた。ところがレッドフラッグでレースが中断された間に、ペレスのマシンは修理され、周回遅れでレースに復帰。しかし結局はシートの損傷で再びガレージに戻り、リタイアとなった。


 オコンはポジションを挽回していき、最終的に6位で入賞した。しかしチーム首脳陣はせっかくのチャンスをみすみす失ったことを不満に思っている。ふたりとも、クラッシュするまでは優勝したダニエル・リカルドよりも前を走っていたのだ。


「一番やってはいけないのは、チームメイトに接触することだ。他のチームに与えなくてよいチャンスを与えてしまうのだから」とサフナウアーは語った。


「市街地コースだと、かなり難しいことは確かだ。他のコースなら、チェコ(ペレス)も少し動いて接触を避け、両者とも無事だっただろう」


「だが、あそこにはウォールがある」


「我々としては、専門的な見地からきちんと今回の接触を検証したうえで、ふたりのドライバーにこれが容認できないことだと伝えるつもりだ」


「同士討ちをしてしまってはいけない」


「競争相手への接触であっても、自分のレースが損害を被るかもしれないという意味で十分良くないことだが、チームメイトに対しては特にやってはいけない。ふたりともレースから外れてしまいかねないのだ」


「彼らは理解している。聡明なふたりだ」


 今回の件でどちらにより非があるかと聞かれたサフナウアーは、次のように答えた。 「フィフティ・フィフティか、55対45か。もう少し検証しなくてはならない」


「だが、チェコはやるべきスタートをしなかった。エステバンの方が良いリスタートだったが、十分なスペースを与えなかった……」


 サフナウアーはしかし、フォース・インディアは優勝できる位置にいたというペレスの見解は否定した。


「私はそう思わない」と、サフナウアーは優勝の可能性について言及し、さらに以下のように語った。


「(レースの時は)そう思ったが、今はそう思わない」


「(セバスチャン・)ベッテルはあのリスタート(前の行動)でペナルティを受けたから、彼よりは前の位置でフィニッシュできたかもしれない」


「それから(ダニエル・)リカルドにも勝てたかもしれない」


「だが、我々が起こした赤旗がなければ、ハミルトンのヘッドレストは緩まず、そのまま優勝したと思う」


「それでも2位か3位にはなれただろうが」     



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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