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連載「FACES」第4回:ジェンソン・バトン

2016年1月12日

 2006年の鈴鹿、ミハエル・シューマッハーと同ポイントで日本GPに臨むフェルナンド・アロンソに対して、イギリスのメディアが「ここであなたがリタイアしたら、タイトルはシューマッハーに決まりだけど」と切り出したとき、デリカシーを欠いた言葉に怒りを露わにしたのは隣に座っていたバトンのほうだった。

「いいかい? 彼はワールド・チャンピオンのタイトルを懸けて戦っているんだよ。それがどういうことか、あなたにはわからないの?」

 2009年のシーズン後半、勝利から遠ざかったバトンについて「シーズン前半はブラウンのマシンにアドバンテージがあっただけじゃないのか」という意味合いの質問をされたアロンソは、毅然として「ジェンソンが速いのは今年に限ったことじゃない」と反駁した。

「2004年はフェラーリが圧倒的だったけど、彼らに続いたのはジェンソンだ。一緒に走っていた僕は、よく覚えているけれどね」

 同世代のふたりが互いに抱くリスペクトは、とても客観的で正当だ。

 大の親日家として知られるバトンは「今井さん(マクラーレンの今井弘エンジニア)にも『なんで、そんなに日本が好きなの?』って訊かれる」と言って笑う。

 記憶に残る最初のグランプリは1989年の鈴鹿──アイルトン・セナとアラン・プロストの接戦はシケインでの接触を生んだが、そんな結末とその後の政治的な闘争よりも、幼いジェンソンの心を奪ったのは、そこに至るまでのふたりの壮大な戦い。以来、鈴鹿サーキットはずっと憧れの場所だった。日本食が大好きでBAR時代から「週に4日は和食が食べたい」と話していた。でも、あらためて“日本好き”の理由を訊ねると「他人に対する礼儀を大切にできる国だからだと思う」と言う。





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