マクラーレン・ホンダ甘口コラム 日本GP編:結果には繋がらなかったが過去2年から大きく前進
2017年10月16日
その事実を物語るのは、今年の日本GPのレース中にアロンソの無線が静かだったことだ。アロンソの鈴鹿での無線で思い出されるのは、マクラーレン・ホンダとして初めて母国グランプリに臨んだ2015年だ。このとき、アロンソは今年と同じ11位でフィニッシュしているが、レース中、非力なホンダのパワーユニットを「GP2エンジン!!」と批判したものだった。
しかし、今年アロンソは無線だけでなく、記者会見でもホンダを批判することはなかった。理由はレース中、アロンソは周回遅れになるとき以外は、コース上でいっさいオーバーテイクされなかったからだ。もしも、アロンソのPUが金曜日にハイドロ系のトラブルに見舞われていなかったら、アロンソも十分にポイントを獲得するだけの速さがあった。
もちろん、レースは結果がすべて。だが、結果に至るまでの過程は過去2年と大きく違う。マクラーレンと組んで臨んだ最後の母国グランプリとなった今年の日本GP。ホンダは初めて堂々とした戦いを演じたのだった。
(Masahiro Owari)
※中国GP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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