マクラーレン・ホンダ密着:入賞目前の悲劇、ホンダに重くのしかかる信頼性への課題
2017年6月12日
「フェルナンドがタイヤをうまくマネージメントしていました。われわれは(1周目にタイヤをウルトラソフトからスーパーソフトに変えた)グロージャンのペースを見ていたんですが、それが思ったより良くなかったので、できるだけ長くウルトラソフトを走ってもらうことにしたんです」
スタートから42周目までウルトラソフトで走り続けた8番手でピットイン。11番手でコースに復帰した。ピットストップを42周目まで引っ張ったため、アロンソは新品のスーパーソフトで残り28周を走ればいい。しかし、ストップ&ゴーのモントリオールは燃費に厳しいため、ドライバーは燃費を調整しながら走行しなければならない。タイヤの温度管理が難しく、タイヤにスイッチが入ったり、切れたりする。
この日、ストフェル・バンドーンのペースが上がらなかったのは、それが理由だった。そんな中、アロンソは燃費を調整しながらも、入賞争いを行なっていた。
ダニール・クビアトが脱落してアロンソは10番手に上がったアロンソ。悲劇は残り3周で訪れた。
「ここでブローするか」
技術的な課題だけでなく、精神的なショックもその両肩に大きくのしかかったモントリオールのホンダだった。
(Text : Masahiro Owari)
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※オーストラリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
※オーストラリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
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