マクラーレン・ホンダ密着:ミーティングでアロンソの怒りが爆発、実力不足が露呈した開幕4戦/F1ロシアGP決勝
2017年5月1日
スタートできずにレースを終えたアロンソは、チームのホスピタリティハウスで、チェッカーフラッグが振られるまで、レースを見ていた。さらにレース後のミーティングにも参加。1周も走ることができなかったが、最も熱い発言をしていたのはアロンソだった。
「フェルナンドからは『問題が多すぎる。どうするつもりなんだ』と、怒りを爆発されました。それに対しては謝るしかないし、『なんとかするから』と言うしかなかった。確かに、4レースでこれだけ信頼性に問題が出るというのは、どんな理由であれ、いただけないわけですから」
ただし、バーレーンで問題があったMGU-Hの不具合は、今回再発はしなかった。また最後尾からスタートしたバンドーンが完走したこともホンダにとっても、チームに取っても収穫だった。だが、得た収穫より、露呈した課題のほうが大きかったことも事実だ。
「序盤4戦を終えて、実力不足が露呈した4戦でした。パフォーマンス、信頼性、いずれに関しても課題が浮き彫りになりました。一方で、完走さえすれば、クルマは戦えるレベルにあることもわかったので、信頼性を上げて、パワーももう少し上げることができれば、もう少しいい戦いができるのではないかと考えています」
1歩進んで、2歩後退したロシアGPのマクラーレン・ホンダだった。
(Text : Masahiro Owari)
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※中国GP終了時点
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2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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