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マクラーレン・ホンダ密着:ポイントまであと一歩、アロンソの実力を再認識

2017年3月27日

 ピットストップでオコンにアンダーカットされたヒュルケンベルグは、30周目に2回目のピットストップを行い、ウルトラソフトで猛追してきた。アロンソにとっては、オコンよりもヒュルケンベルグのほうが脅威だったため、あえてオコンをヒュルケンベルグの前にとどめておく作戦を採ったわけだ。

「まさに神業的なドライビングでした。残念ながら、最後はサスペンションのトラブルでリタイアしてしまいましたが、トラブルがなければ、確実に10位でフィニッシュできていただけに残念です」

 一方、バンドーンに対しても、長谷川総責任者は高い評価を与えていた。
「今日は、彼が原因ではないさまざまな問題が降りかかりましたが、慌てることなく落ち着いて対処していました」

 スタート直後にステアリングのディスプレイが消灯したり、数周後にはERSの電気系のトラブルに見舞われたものの、その都度エンジニアからの指示に従って対応。最後尾ながら、フル参戦のレギュラードライバーとして初めて開幕戦を完走した。

「開幕戦で(パワーユニットの)信頼性に関して大きな問題が出なかったことはポジティブですが、まだ1レースが終わっただけ。まだ安心はできないし、いずれにしてもこのポジションはわれわれが望んでいる場所ではありません」と厳しい表情の長谷川総責任者。

 開幕戦の舞台であるアルバートパーク・サーキットは、ドライバーの経験と技量に成績が左右される場所だった。しかし、次戦中国GPの舞台である上海インターナショナル・サーキットは高速コーナーと長い直線があり、車体とパワーユニットの性能が試されるコース。マクラーレンとホンダの真価が問われる一戦となるだろう。

(Masahiro Owari)





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