ホンダ密着:時間が足りなかった…アロンソの最新パワーユニットはマイナーアップデート版
2016年10月1日
ただし、じつはジェンソン・バトンのパワーユニットにもトークンが使用されている。しかし、バトンのマシンに搭載されているパワーユニットはすべて前戦シンガポールGPのもの。ペナルティを受けることはない。その理由を長谷川総責任者は「ジェンソンのほうは、エンジン以外の部分の軽量化に1トークン使用しました」と説明する。
これに対して、アロンソのアップデートはバトンと同じエンジン以外の部分の軽量化(1トークン)と、これまで心配だったところの信頼性向上(1トークン)である。長谷川総責任者によれば、「信頼性向上によって、結果的により安心して使えるようになるので、パフォーマンスアップにもつながると考えていますが、残念ながら、それほど大きなものではない」という。また、この合計2トークンはホンダがFIAへ申請している数字で、FIAがどのように判断するのかは、まだ発表されていない。
いずれにしても、マレーシアGPではアロンソが信頼性を向上させたICEと、軽量化を施したエンジン本体以外のパーツ(排気管だと思われる)を使用した最新スペックで走行。バトンはシンガポールGPで使用したパワーユニットのうち、軽量化を施したエンジン本体以外のパーツを組み合わせたスペックで初日を走った。
そして、このスペックはマレーシアGPの週末を通して使用されるとともに、次戦日本GPで使用するスペックでもある。そのことを念頭に、マレーシアGPでの残る2日間のマクラーレン・ホンダの戦いぶりを注目したい。
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※中国GP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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